【材料】
・鶏むね肉or鶏ささみ 1パック
・日本酒 少々
・塩 少々
・きゅうり 1本
・搾菜 適量
・辣油 お好みで
・お湯 お鍋にたっぷり

1．鶏肉に塩とお酒をまぶして軽く揉みます。

2．沸騰したお湯に鶏肉を入れ、再びお湯が沸いたら蓋をして火を止めます。

3．10分ほど茹でたら中まで火が通っているかを確かめ、お湯から上げて冷ましておきます。
※鶏肉を茹でた後のお湯には、鶏肉のあっさりとした旨みがたっぷり出ています。春雨スープはもちろんのこと、冷やご飯を煮るだけでもおいしい雑炊やおじやになります。

4．鶏肉が手で触れる温度になったら食べやすい大きさに裂きましょう。ささみの硬い筋はここで取り除きます。

5．きゅうりは手や包丁の腹などを使って潰して食べやすい大きさに切ります。搾菜も食べやすい大きさに刻んでおきます。

6．ボウルに鶏肉、きゅうり、搾菜を入れて辣油で和えます。味を見ながら、塩を足してできあがりです。

　すぐに食べてもいいけれど、さらに冷蔵庫で少し冷やすと、これからの季節はよりおいしいかと思います。
茹で鶏は作り置きが利き、サラダや和え物などに幅広く使えるので、冷蔵庫にストックしておくと非常に重宝します。

　お酒を飲んだ後の〆や遅い時間に食べる夜食を特別に感じるのは私だけでしょうか？
同じものを食べていても、普段より二割りくらいおいしく感じられるような気がしてしまいます。

　それは決して、遅い時間に食べる背徳感やただの空腹によるものだけではないはず。

　1日の終わりに、その日あったことを思い返しながら、おいしいものを食べる幸せ。
春雨スープをすする彼女を見て、二割り増しの理由がわかったような気がしました。

Text／まいったねぇ