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  • 2017.04.01

私はどれほどの出会いを無駄にしてきたんだろう。教えてくれたのはエロ目的の友達申請?

ある日、大泉りかさんの元に届いた、見知らぬ男性からのFacebookの友達申請。AM読者のみなさんも、経験したことがあるかもしれません。どうもアダルト目的だったようで、丁重にお断りした大泉さんですが、男性からの返信に書かれていたのは……?うざいメッセージから教わってしまった人生哲学です。

アダルト目的の男性から友達申請

大泉りか 人妻は不倫の夢を見るか?
by nastya_gepp

 ある日、Facebookで見知らぬ男性から友達申請が届きました。といってもそれはさほど珍しいことではありません。おそらくこのコラムを読んでいる女性のみなさんの多くも、「見知らぬ男性から申請やメッセージが届く」という経験は、一度や二度、もしくは頻繁にあることだと思います。

 わたしのポリシーとして、FBの友達申請は、実際に会ったことのある人だけ承認することにしています。というのも、スマホのバックアップを取らないというか、取れない、無精なタチなので、FB内に年度ごとにアルバムを作り、そこに画像を度々アップしていくことで、バックアップの代わりにしているからです。ちなみに、現在もその方法を使ってはいるものの、一緒に写っている人に確認を取るのが面倒になり、いまは自分だけの公開レベルにしています。

 ツイッターに比べればずっとプライベートなことを投稿しているので、実際に会ったことのある人とのみ繋がるようにして、それ以外の人はフォローという形をお願いし、主にコラムなどの更新情報といった全体公開の投稿だけが届くようにしているのです。

 その見知らぬ男性の申請には、丁寧ではあるものの、あからさまにコピペで多数にバラまいているような自己紹介のメッセージがついていました。誰か共通の友人はいないかと相手のページを覗いてみると、何人かはいましたが、そのすべてがアダルトな職についている綺麗めの女性たち。「ああ、そういうのが目的な御仁ですのね」と理解し、申請いただいたお礼とともに「実際に会ったことのある人だけ、承認するというルールにしています」という説明を送りました。

 そうしたところで、たまに「どうしてもダメですか、興味があるんです」と食い下がってくる人もいますし、中には「500人以上も承認してて、その全員と会ってるわけないですよね(笑)」なんてうっざいことを返してくる人もいます。自分でも驚いたことに、全員と会ってるんですけどね。一度しか会ったことがなくて、もう二度と会う機会のない人も多数いそうですけれども。

玉は投げなきゃ当たらない

 話がそれてしまいましたが、大概の人はそれで納得してくれる。が、その男性は違いました。わたしの丁重なお断りへの返信に書かれていたのは、「それでは会いましょう。いつにしますか」という言葉でした。

 会わないと承認しないというのならば、会えばいい。まさかの逆転の発想に「そうきたか!」と驚きつつも、当然のこと会う気はありませんでした。これ以上、メッセージをやり合うのも面倒くさくて、そのままスルーしましたが、深追いされることもなく収束したのでした。

 しかし、それ以降、Facebookで見知らぬ男性から申請が届くと、ふとその男性のことを思い出します。というのも今では、FBでつながっている人の数は800以上です。しかし、これから先、その中の何人と再会出来るのだろう。そう考えると、わたしはどれだけの出会いを無駄にしているのでしょうか。パソコンのタイムラインに届く近況を見て「いつかそのうち、何かに誘ってみよう」と思いつつも、思い切りがつかないまま。媒体が年賀状からFBに変わり、頻度が年に一度から頻繁に変わったことで「現状は把握しすぎているほどなのに、疎遠」という不思議な事態に直面することになってしまいました。

 だからこそ、あの男性の、厚かましいまでの積極性を少しでも見習えば、ずいぶんと人生は変わる気がします。玉は投げなきゃ当たらない。もしかしたら跳ね返って、ものすごい勢いで自分のところに戻ってきて痛い目に合うこともあるかもしれません。けれども、それでも投げ続けることこそが、人生を自分の思う通りのものに近づけるのに必要なことのように思えるのです。

Text/大泉りか

次回は<アラフォーだけど元カレの名前で検索します!なぜ年を取った女の欲望は許されないのか>です。
いつの時代も、何歳になっても、かつてお付き合いをしていた元カレのことは意識してしまうもの。アラフォーになっても元カレのことを意識してしまうなんてみっともない…?なぜ年を重ねた女性が女としての欲望をあらわにすることは「痛い」と言われてしまうのか。今回はそんなお話です。

ライタープロフィール

大泉りか
キャバ嬢、SMショーのM女、ボディペインティングのモデルなどの経歴を経て、現在は官能小説家、ライトノベル作家。
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