珍獣マニアの3タイプの男子とは?

 女子校マインドの友人たちには珍獣系が多く、そのパートナーは3種類に分けられます。

 1つめは観客タイプ。超個性的で面白い女友達は「夫は最高の観客だ」と話してました。
夫は彼女の話にいつも大笑いして「奥さんのお陰で毎日楽しい」と言ってくれるそう。妻も夫を笑わせることに手応えと満足を感じるらしく、WIN―WINな組み合わせと言えるでしょう。

 2つめは天然タイプ。世間ズレしてないマイペースな性格で、珍獣妻が何しようが「○○ちゃんて面白いよねー」と呑気に笑ってくれる夫。
しかし夫自身は「知ってた?豚足って豚の足なんだよ!」など予想外の言動をして「だから豚足って言うんだろうがw」と妻を笑わせる。そんなオモロイ女とカワイイ男の組み合わせ。

 3つめは珍獣タイプ。我が夫はこれにあたります。「私も狂ってるが、あんたも相当狂ってるよな」と均衡がとれているため上手くいく組み合わせ。周りから「マニアックな相手が見つかってよかったね!」と寿がれつつ「変人夫婦」と呼ばれます。

 珍獣妻たちは「夫は面白さ重視で私を選んだみたい」「私と結婚したら人生面白いと思ったらしいよ」と言います。
スタンド使い同士は引き合う法則のように、面白さ重視の者同士は引き合うらしい。スタンドを覚醒させるためにも、自分にフタをするのはやめましょう。

 面白さはかけがえのない魅力なのだから、抑え込むなんてもったいない。面白くなりたくてもなれない人は多いんだから、コンプレックスに思う必要はありません。
なにより面白い女は女受けするし、それは年をとっても減らない才能。
ただし初対面でテンション高すぎると男はびっくりするので、そこだけは注意しましょう。ワーッと早口でしゃべらず、「落ち着いた口調でゆっくり話す」を心がけて。

 この原稿を書きながら、夫に「乳首がかゆいってバリバリ掻く女がいたらどう思う?」と聞いたら「面白い子だなと好感を抱く」との答え。
「女のくせに」と眉をひそめたり「女らしくしろ」と説教しない男、女子校マインドを面白がってくれる男もいます。
「そういう男って意外といるよね」「10人に1人か2人はいると思う」が珍獣妻たちの意見。
皆さんも自分マニアを探すべく、人生の舵をとって前進してくださいね!

 次回は、「チンドン屋から黒髪ロングへ!自分を貫くための「男受け」ファッション」をお届けします!

Text/アルテイシア