文系：大学2年の時、飲み会のあと寝てたら、男子が乗っかってキスしてきて、パンツを脱がされかけたんです。
当然ファーストキスだし、わけわかんないしビックリして…一応未遂で終わったけど、それがちょっとトラウマになっちゃって。

アル：それは結構なトラウマでしょ。

文系：うーん…その後、色々こじらせたまま進んだ感じはありますね。初めて彼氏ができたのも26歳で、わりと遅かったですし。

アル：そうか、その男は全ての地獄を味わって死ねばいいよね。
ノンキちゃんは？

ノンキ：私はずっと共学育ちで男子とも話せたし、彼氏のいる女友達もいたんですけど…自分には関係のない話だと思ってて。

アル：なんで？ノンキちゃんは学年で8番目くらいの美人だと思うけど。

文系：8番って微妙ですね（笑）。

ノンキ：私も当時は太ってて「私なんかに好かれても迷惑だろう」と思っていたし、「こんな自分なんて消えてなくなりたい」と思ってたんです。

アル：うーん、こじらせは学年トップかもしれんな。

ノンキ：アルさんも親とうまくいってなかったんですよね？
私も親に一度も褒められたことがないせいか、コンプレックスが強くて。大学生になって初めて彼氏もできたけど、自信がないのはそのままでした。

アル：彼氏ができたことは自信につながらなかった？

ノンキ：「私にも好きな人ができるんだ」ってホッとしました。今まで異性を好きになったことなかったし、恋愛もセックスも一生縁がないと思ってたから。
でもその彼氏に3ヶ月で振られて8キロ痩せて、今の体重になりました。

アル：それで現在のスリム美女に（笑）。最年少の腐女子ちゃんは？

腐女子：私もだいぶこじらせてるんで……あと腐ってますし。

アル：知ってる（笑）。腐女子ちゃんにはオススメのBL作品を紹介してもらってます。

腐女子：私、文系さんの話にすごく共感したんですよ。私もファンタジー大好きで、リアルな性行為的なものが好きじゃないんです。
まず体毛が嫌いだし、性器も気持ち悪いし…グロテスクじゃないですか。

アル：あなた、私に『ちんつぶ』を紹介しなかった？ちんつぶってチンコがぺらぺらしゃべるBL漫画なんだけど。

腐女子：ちんつぶはツルッとしてますから（笑）。
私は共学育ちでリア充な一般女子たちに囲まれて、女子向けのエロ作品にも触れてたんです。でも綺麗だと思えなくて、リアルを。漫画はいいけどAVはグロいみたいな。
あと男の子を積極的に好きになれなくて、向こうからこられると引いちゃって。メールとかしてる段階は楽しいけど、恋愛っぽいムードになると「え、そういう目で見てたの私のこと」みたいな…。完全に自意識をこじらせてますよね。

ノンキ：私もこじらせてる。

文系：私もこじらせてる。

腐女子：よかった(笑)。その後、大学で男友達ができて「受け入れてもいいんじゃないか」と思えたんですけど…一応、彼氏もできて初体験もしたけど、あまりいいものじゃなかったですね。