「モテない」と言うたびにモテなくなる法則
アル:「モテないと言うたびにモテなくなる法則」があるんですよ。
女友達と集まると「非モテ自慢大会」になりがちだけど…私の周りは「男にモテるより、女に受ける方が嬉しい」って人々だから。でも、男の前ではやめた方がいい。
自分で「モテない」と言うのは「不人気商品です!」と宣伝するようなもので、誰も買わなくなっちゃうから。
AM:そうですね。男子は特に「モテない女はイヤ、モテる女と付き合いたい」と思ってそうです。
アル:「モテるけど自分だけを愛してくれる女」を求めてるよね、都合よく(笑)。まあ女もそういう人は多いけど。
あと、サブリミナル効果ってあるんですよ。脳科学の本で読んだけど「映画館のスクリーンにほんの一瞬<ポップコーンが食べたい>って文字を映したら、売店のポップコーンの売上が上がった」って実験があるらしい。
人間には認識できない一瞬の映像でも、無意識に働きかけるそうです。言霊(ことだま)って科学的根拠があるんですよ。だから「自分はモテない」「ブスだ」「不幸だ」とかあんまり言わない方がいい、潜在意識に刷り込んでしまうから。
AM:自分で自分を洗脳しちゃう感じですね。
アル:そうそう。あと、脳には「つじつまを合わせようとする」「行動と感情を一致させようとする」って働きもあるらしい。
2つのグループに単純作業をさせて、1つのグループには高いバイト代を払って、1つのグループには安いバイト代を払う。すると安いグループの方が「作業が楽しかった」と答えるそうです。
AM:へえ、逆じゃないんですか!?
アル:「こんな安いバイト代で頑張ったってことは、きっと作業が楽しかったんだ」と脳が思おうとするらしい。
だから「モテない」と発言したり、非モテ的な行動をとると、「こういう行動をとるってことは、やっぱ自分はモテないんだ」とどんどん思ってしまう…ってことじゃないかな。
非モテな行動をすると、非モテマインドを育ててしまうんですよ。逆に「モテる行動」をすることで、モテマインドも身につくと思う。
“なりきりダイエット”って流行ってるじゃないですか?スリム美人の生活習慣をマネして痩せ体質になる、ってやつ。たとえば、ウエストがゴムの服を着ないとか。
それと同じで「モテる人の行動を取り入れてみる」のも効果的だと思う。コスプレ感覚で、試しにモテ系の服を着てみるとか。
AM:<喪女を卒業する5つのカギ>でも、そういうお話が出ましたよね。
アル:「実験プレイ」と「単独行動」ですね。モテ系のコスプレをして、単独でバーに行ってみようっていう。そういう知り合いの目を気にしなくていい場所で、非モテキャラを脱いでみるのはオススメです。
あと、ちょっと酔っ払うのもオススメ。その方が客観カメラが弱まって、いつもと違う自分になれるんじゃないかな。