ステップ2:自分の欠点を受け止める

自分の心と向き合うと、理想とは違う自分を知り、責めたくなることもあるかもしれません。
でも、理想と違ってもいいのです!今の自分をきちんと受け止め、今後、理想に向かって成長すればいいだけのことだからです。
はじめから完璧を求めたり、人と比べて自分が劣っているところばかりが目についたりするから、自分を好きになれないのです。

まだ若くて、人間の奥深さを知らない人ほど、「自分ほど性格が悪くて、腹黒くて、変態はいない!」なんて思いがちです。でも、人を知れば知るほど、分かってくると思いますが、誰もが似たり寄ったりの欠点を持っているものなのです。
ただ、そういう欠点があったとしても、その欠点を直し、負の感情から抜け出せるかどうかは、人それぞれ。そこから差が生まれてくるのです。

その負の感情から抜け出すためには、まずは自分にはそういう欠点があることをきちんと受け止めてしまうことが大切です。見て見ぬふりをしていたら、直しようがないからです。
自分を愛するというのは、「ありのままの自分を受け止め、自分の成長を願うこと」。
自分の良いところも悪いところも、きちんと受け止めてあげましょうね。

ステップ3:自分らしい魅力を生かす

自分を好きになるために、一番大切なのは、「自分に、“自分らしくない理想”を押し付けないこと」です。
「無理なものは、無理!」って、理想を押し付ける自分に言っちゃいましょう!(笑)。

たとえば、「私は社交的ではないし、アウトドア派でもない」というのであれば、そういう人を目指したって、仕方がありません。でも、家でじっくり極められることをすれば、そこから人生の道が開けることはあるものです。

だから、まずは自分の魅力、特徴を生かせるような環境を作っていくことが大切です。
誰にでも自分らしい魅力は絶対にあります。そこをきちんと気付いて褒めてあげないと、自分がかわいそうです。
「自分らしい魅力を見つけること」は、自分の人生において、最重要ミッションだと言っていいでしょう。「ない!」なんて言っているうちは、人生をサボっていることと同じですよ?

自分の心と向き合い、よく知ることは、自分の人生をデザインするために大切なことです。
まずは、自分のことをきちんと認めて、愛してあげましょうね!

子供おばさん……自分に理想ばかりを押し付け、実現できない自分を嫌いになる。
大人女子……自分らしい魅力を見つけ、生かし、自分をより愛する。

Text/ひかり

初出:2014.04.29

ひかり 愛される人の境界線 子供おばさん 大人女子 心がけ 愛され女子 新刊

■もしかして子供おばさんかも!な言動