自分の魅力を教えてくれたのは、他人だった

 自分の魅力を武器に仕事をしているお二人ですが、最初からご自身の強みに気づいていた訳ではないそうです。

 妖艶な魅力が代名詞にもなっている峰さんですが、最初は「男の中の正解」のような清楚な女の子を目指しては、そうなれない自分にガッカリすることも多かったのだとか(意外すぎる!)。
でも、AV女優になるときに「峰さんは熟女系を狙っていったほうがいいよ」と言われてはじめて、自分の魅力に気づくことができたそうです。

峰なゆか

 はあちゅうさんも、何気ないツイートに予期せぬ大きな反応が集まった経験から「こういう発信は自分に向いてるし、うける」という傾向をつかみ、自分と他人の違うところや強みを見出していったそう。

 自分の良いところや他人と違うところは自分ではなかなか見つけられないもの。
自分の魅力を見つけるためにも積極的な発信や、他人とのかかわりなど、自ら前に出ていく姿勢が大事なのかもしれませんね。

やりたいことは発信する!自分を売り込む方法は、SNSの更新

 自分の魅力がわかったら、次はその魅力を売り込むフェーズ。

 「最近も自分の書きたい媒体に企画を持って行った」と話す峰さんに対し、はあちゅうさんは「自分から企画を持って行くことはほとんどない」と言います。

 はあちゅうさんにとって、自分を売り込む1番良い方法はSNSを更新すること。
やりたいことをSNSで積極的に発信することで、それを見た方から依頼が来ることがほとんどなのだとか。

はあちゅう

 最近も「地方を回りたい」と呟いたところ、地方のお仕事依頼が集中。旅をしながら仕事をするというワークスタイルが確立できたのだそうです。

 峰さんもメディアのインタビューで「〇〇さんが大好きで……」と、ある有名人の名前を挙げたところ、後日そのご本人から連絡が来たという少女漫画さながらの展開になったのだとか!

 お2人ほどの発信力がなくても、「自分が何をしたいのか」を周りの人に知ってもらうことで舞い込むチャンスは少なからずありそうです。

 自分の魅せ方についての具体的なアドバイスとしては、「他の人と被らない、良い意味での違和感を出す」という方法を教えてもらいました。

 確かに「はあちゅう」は、他の誰とも被らない唯一無二の名前だし、印象にも残りやすいですよね。

 峰さんも「当初は少女漫画タッチで描いていたけれど、SNSで拡散されたときに誰かが描いたか一目でわかるように」と現在のアラサーちゃんの画風を生み出したのだとか。

 ブランディングと聞くと小難しく考えてしまいがちですが、他人にはない自分だけの特徴に気づいたり、ちょっとした個性を発掘したりすることが小さな一歩になるのかもしれませんね。