自分が信じてきた”重要なもの”は変わる可能性がある。働き方を考える時

残業しない働き方を選んできたが…

by Patrick Perkins

残業時間が大幅に増えた。

それもそのはずで、最近業務内容が変わり、引継ぎ作業をしながら新しい業務を覚えているから。今までの自分の業務を教えながら、新しい業務を教わらなければならない。慣れない作業も多く、時間も余分にかかっている気がする。なんとなく進み具合も遅いし、達成感もあまりない。まあ、これは自宅でだらだら仕事をしているからかもしれないが。おまけに、ゴールデンウィークは月末月初を挟む。期限のある業務、溜まっている業務をさっと終わらせる必要があったため、何かとバタバタしていた。

拘束時間も増えた。「今日もたぶん早く上がれないんだろうな~」という予感も、毎日15時くらいには確信に変わる。しんどいと言えばしんどいのだが、それでも以前の状態と比較すれば、全然苦にはならない。しばらくは頑張れそうな自分がいる。それは、前の仕事が自分に合っていなかったのかもしれないなと今になって思うから。できればコミュニケーションを取りたくない苦手な同僚と一緒に業務を行うのも、同僚に何か言われる度に心の底で負の感情がざわつくのも嫌だった。失敗も怖かったし、達成感もあまりなかったし。

転職したほうがいいのか、それともこの会社に留まるべきなのか? いや、でもそれって生存バイアスで楽なほうに逃げたいだけなんじゃないか……? そういうことを考えていると、自分の人生そのものにも不安を覚える。仕事の辛さに、今後の人生についての漠然とした不安も重なって、色々なことがどんどんできなくなっていったような気がしたし、自分が何かするたびに人に迷惑をかけているような気もした。その状況を脱することができただけで、肩の荷が下りる。以前よりも気持ち的には楽だし、明日が来るのを恐れることもなくなった。

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