元外資系バリキャリ不健康OL時代の反動で一転、東京砂漠の小さなマンションのベランダでハーブを育てはじめ、 ていねいな暮らしへとシフトした料理研究家・太田みおさん。
とはいえ、独身の忙しい生活のなかで「“ていねいなごはん”なんか作ってる余裕ない…!」という気持ちも誰よりもよく分かるという太田さんが、おひとりさま女子のための、ちょっとおしゃれで気軽な週末ごはんを提案する連載です。
ここ数年、ハワイ系のパンケーキや、ニューヨーク系のエッグベネディクトなどが流行っていますね。最近はLAセレブに人気だというマッシュポテトに半熟卵をのせた「エッグスラット」なんかも…。
そんなブームも落ち着いてきた印象がありますが、この流れと、かねてから勢力を増しているロハス系の流れが合流したあたりで、“スーパーフード”がここ数年話題になっています。例えば、キヌア、アサイー、スピルリナ、チアシードなどなど、みなさん一度は聞いたことありますよね。
これらのスーパーフードは、健康によい栄養分を豊富に含みながら、低カロリーであるものが多いんです。これは毎日ハードに頑張るおひとりさま女史にぜひ摂取してほしいところ。週末だけでもスーパーフードを食事に取り入れてみませんか?
今回取り上げるスーパーフードは、チアシード
モデルやタレントに人気のチアシードですが、実は古代マヤ・アステカ時代から、人間に愛されてきたもの。「人間はチアシードと水さえあれば生きていける」と言われているほどに栄養価が高いんですよ。
豊富な食物繊維(チアシード大さじ1杯でキャベツ1玉分!)、ビタミン、ミネラル(特にカルシウムと鉄)、そしてコレステロール値を下げるオメガ3脂肪酸の宝庫。
チアシードは、水に浸けると10倍にも膨らみ、ぷるぷるプチプチの食感になります。その見た目はまるでカエルの卵!ちょっと気持ちが悪いのですがそれをグッとこらえて、金曜日の夜、眠りにつく前のほんの1〜2分の仕込むだけで、翌朝には美味しくてオシャレで健康的な朝ごはんに一瞬でありつけます。
気分もアガるし、ついでに週末女子力も上げちゃうこと間違いなしのおすすめチアシードレシピを3つご紹介します。トースト焼くより、早くできちゃいますから!
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