山菜の天ぷらにチャレンジ!旬のあげたてを楽しむ簡単なコツ

香り高い山菜を、美味しくいただきましょう

太田みお 山菜 食べ方 天ぷら レシピ 啓蟄 シティガールの歳時記 ふきのとう たらの芽 こごみ こしあぶら しどき やまうど ふき ©太田みお

 二十四節気の3番目の、啓蟄(けいちつ)。
暖かくなり、土の中の虫たちが活動を始める「事始め」の時期でもあります。
何か新しいことを始めるならこの時期が吉ともいわれています。そして、この啓蟄の時期の美味しい旬のものといえば、山菜でしょう。

 山菜といえば、調理するときにはアク抜き(重曹と熱湯をかけて、そのまま重曹水の中で一晩浸ける)が必要な場合がほとんどですが、天ぷらにする場合は、ごく一部の山菜を除いて、アク抜きせずに簡単な下処理だけでいただくことができます。

 山菜の天ぷらを美味しく作るコツは、独特の香りや風味を損なわないように、衣は薄めにし、短時間で揚げるのがポイントです。

天ぷらにする場合の山菜の下処理

ふきのとう:洗ってから、外側のガクを取り除き、生のまま天ぷらに。苦みに弱い方は、長めに揚げる。

太田みお 山菜 天ぷら レシピ 啓蟄 シティガールの歳時記 ふきのとう たらの芽 こごみ こしあぶら しどき やまうど ふき ©太田みお

たらの芽:洗わずに根元を少し切り、ハカマを取って生のまま天ぷらにする。

太田みお 山菜 天ぷら レシピ 啓蟄 シティガールの歳時記 ふきのとう たらの芽 こごみ こしあぶら しどき やまうど ふき ©太田みお

こごみ:くるんと巻いてある葉の汚れをよく洗ってから生のまま天ぷらに。

こしあぶら:洗わずに根元を少し切り、ハカマを取って生のまま天ぷらにする。

しどき:洗ってゴミを落とし、根がついている場合は取り、生のまま天ぷらにする。

やまうど:よく洗ってから、先の5-6cmの部分を天ぷらにする。葉はついたままでいい。

ふき:生のまま皮をむいて水にさらし、水気を切ってから天ぷらにする。

てんぷらの作り方

<衣の材料>お好きな山菜約15個分
溶き卵 15g
水 50ml
小麦粉 50ml

1.ボウルに卵を割りほぐし、冷水を少しずつ加えて菜箸でよく混ぜ合わせる(ダマがあってもOK)。

2.小麦粉を加えて、粉っぽさがなくなるまでやさしく混ぜる(混ぜすぎるとグルテンが発生して、カラッと揚がらなくなるので注意すること)

太田みお 山菜 天ぷら レシピ 啓蟄 シティガールの歳時記 ふきのとう たらの芽 こごみ こしあぶら しどき やまうど ふき ©太田みお

3.茶こしなどで小麦粉を全体に振りかけてから、天ぷら衣液に具材をさっとくぐらせる。

4.170℃の油で少量ずつ、狐色になるまでさっと揚げる。具材の大きさに合わせて20~60秒ほど。

5.塩か天つゆでいただきましょう。

太田みお 山菜 天ぷら レシピ 啓蟄 シティガールの歳時記 ふきのとう たらの芽 こごみ こしあぶら しどき やまうど ふき ©太田みお

Text/太田みお

働くおひとりさまにとっての毎日はめまぐるしくて、ゆっくり季節を感じる時間さえ取れないですよね。 「休日のたった1時間でいいからほっとしたい…」元外資系バリキャリから一転、丁寧な生活を目指して料理研究家になった太田みおさんが、四季の彩りを簡単に楽しむ「レシピ=歳時記」をお届けします。

※2017年3月8日に「SOLO」で掲載しました