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  • 2013.08.08

『金融日記』著者・藤沢数希さん/ビッチ叩きはモテない男の妬み(3)

『ぼくは愛を証明しようと思う。』著者で恋愛工学の第一人者として名高い藤沢数希さんへのインタビューです。高収入男性と結婚したいというわりに、ビジネスの世界で活躍する男性を見抜く目が不確かな女性が多いという藤沢さん。では、見極めに必要なポイントとはいったい?

 月間100万PVを誇る人気ブログ・『金融日記』の管理人の藤沢数希さんに、今月の特集「愛とお金」についてうかがいました!

 第1回:自慢する金持ち男より年収300万円のナンパ野郎がモテる第2回:年収1000万円の男は実はモテない可哀相なグループも合わせてお読みください。

すぐ寝る女はビッチという意見は
モテない男のただの妬みですから

藤沢数希 インタビュー AM編集部
Toms Baugis


―でも簡単に寝たりしたら、軽い女と思われたりしませんか?

藤沢数希さん(以下、藤沢):これも以前にメルマガに書いたのですが、世の男性たちは、「すぐに寝る女は信用できない」とか盛んに言っていますが、あれ全部ウソですから。
世の男性たちの多くは、女子とすぐに寝れないんで、そうすることができる一部の男に僻んでいるんですよ。

 だから、せめて、そういう一部の男が簡単に寝られないように、必死でプロバガンダしてるんです。 「最初のデートで寝る女はビッチだ」「そんな女とはまじめに付き合えない」とか。 あれ、ただ妬んでいるだけですから。 「そんなすぐ寝る女とまじめに付き合えない」って言っている男に、すぐに寝てくれる女は現れませんから、そんな心配しなくてもいいんですけどね。
ましてや、他人の心配なんて、大きなお世話ですよ。

 だって、ふつうに考えて、何回もデートさせられて年収だとか色々詮索されたあげくにようやくセックスさせてくれる女と、「あなたのこと好き」と言って、身も心もポンと委ねてくれる女がいたら、後者の女のほうが可愛いに決まってるでしょ。

セフレか本命かは
最初からすでに決まっている


―それって都合のいい女とかセフレになっちゃいませんか?

藤沢:女子の間で、いわゆるセフレ問題というのは、重要な議題になっていることは、僕もよく認識しています。
それで、女子の多くが、出会い方だとか、最初にどういうふうにセックスしたかで、セフレになるのか、本命の彼女になるのかが決まるみたいな幻想を抱いていると思うのですが、それははっきりいって大いなる勘違いです。

 以前、ブログにちょっと書いたんですけど、身もフタもないことをいうと、セフレになるのか、本命の彼女になるのかって、最初からほとんど決まってるんですよ。

 これはルックスとかセックスの相性だとか、性格の相性だとか、付き合ったとしてふたりのキャリアにプラスになるだとか、いい家族になれそうだとか、そういう総合的なスコアみたいなのがあるんです。
そのスコアが、彼が普段から交際できてる女子たちよりワンランク上だったら、自然と本命になるし、2ランクぐらい下だったらセフレ、もっと下だったら次のデートはないな、みたいな。
それらはセックスする前から大体は決まっているので、ある意味で、出来レースといえば出来レースなんですよね。恋愛って。

 だから、会ってすぐにセックスしたから軽い女と見られてセフレにされたけど、3回目のデートでセックスしてたら本命になれたんじゃないか、とかそんなのないんですよ。

 しかし、最初に言ったように、年収1000万円以上の男の多くはモテないんで、そもそも「普段から交際できてる女子たち」というのがゼロだったりするので、あなたが最初にセックスすれば、自動的にあなたがナンバーワンなんですよ。マジで。

―う~ん、本当にそうなんですか? 女子向けのモテ本にはすぐにセックスしたらダメだと書いてあるんですが。

藤沢:少なくとも僕個人はどういう経緯でセックスに至ったかで、その後の付き合いにはほとんど影響しないですし、僕の親しい男友だちもそうなんですが、公平のために、いちおう別の有力な恋愛工学の対立する学説があるんで、それも紹介しておきます。

 それは「人間は簡単に手に入れたものに価値を見出さない」という原理に基づいています。
この学説に従えば、女子はなるべくセックスさせずに、出し渋り続けたほうがいいことになりますね。
ただ、あまりにも出し渋ると、彼があきらめちゃうんで、あきらめるギリギリまでお預けするわけですね。
言ってみれば、これは人間の心理バイアスに注目する行動ファイナンス的なアプローチで、僕は本質的なファンダメンタルズ・バリューのほうに注目しているわけです。

 どちらの学説を信じるかは、読者の皆様の判断に委ねたいと思います。

金持ち男の見分け方は
公開情報を素直に見るだけでいい


―ところでどうやって本当のお金持ちかどうかを見抜けばいいんですか?

藤沢:これって、実は女子がすごく不得意なところだと思います。

 僕とか、ビジネスをやってる男から見ると、誰がいくらぐらい稼いでいるのか大体わかるんですけど、女の人って、すごい的はずれなんです。

 最近の世の中って、金持ちって、全然金持ちに見えないんで、服装なんかで判断すると大体間違えます。
堀江さんとか、Facebookのザッカーバーグとか、Appleのジョブズとか典型的なんですけど、みんなブランド物の服とか着てないでしょ。 なんか最近の大金持ちって、夏は短パンにサンダルみたいな、すげー貧乏そうな格好なんですよ。

 逆に、年収500万円ぐらいのサラリーマンのほうが、高級ブランドに身を包んでるんですよね。
まあ、そういうスケールで見れば、年収1000万円とか2000万円のサラリーマンも貧乏な部類なんで、高級ブランドを身につけている人が多いかもしれません。 まあ、身なりで年収は判断できないってことです。

 あと、男の人の喋り方とか、身振りから判断する的なノウハウとか、全然当てにならないと思います。
自慢する男は実は大したことないとか、こういう財布を持っている男は何々とか、そんなの人それぞれで、ぜんぜん何の根拠もないですよ。

 そんな下らない恋愛本読んでいる暇があったら、もっと経済勉強しろ、と言いたい。日経新聞読め、と。
世の中にどういうビジネスがあって、どういう会社があって、とかひと通りわかっていたら、ちょっと会話するだけで、その人がどれぐらい稼いでるのか、大体わかっちゃうもんなんですよ。

 あと、株式投資といっしょで、男投資も、ネットの公開情報だけ素直に見ればかなりわかるんですよ。

 サラリーマンなら、どこの会社でどういう仕事しているかで、だいたい年収はわかりますよね。
上場企業なら四季報を見れば平均年収も書いてあるし。 自営業だったら、今どき、会社のウェブ・サイトがあるんだから、それを見て、どういうビジネスしているか調べれば、年収はだいたい想像できるし、フリーランスなら、Facebookでも見てどういう仕事に関わってるかで、だいたいわかりますよね。そういう公開情報の数字を素直に見ればいいんですよ。

 そうやって事前に勉強しておいて、デートでさり気なく聞き出せば、だいたい年収が割り出せるし、何より、自分の仕事に興味を持ってくれている、ということは男としては嬉しいことだし、会話も弾むし、一石二鳥だと思うんですよね。

 あっ、もちろん金が目当てなんて、おくびにも出しちゃいけないですよ。
あくまで、デート相手の男に興味があるのであって、財布に興味があるわけじゃない、というアピールはとても大切です。 金持ちの男は、金が目当ての女が嫌いですから、とにかく金が目当てじゃない振りをずっと続けて下さい。

 大切なのはハートだからね。

―なるほど、今日はとても勉強になりました。

藤沢:いえいえ、僕は当たり前のことを言っただけですよ。

 やっぱり、女の人は、貧乏な男と結婚して幸せになるより、金持ちと一緒になって不幸になったほうがいいのかも知れませんね。


Text/AM編集部


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藤沢数希
人気ブログ『金融日記』を運営。恋愛工学が主題のメルマガ『週刊金融日記』は日本有数の購読者数を誇る。

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