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  • 2014.02.21

恥ずかしさの中で味わう興奮が、肉体全体を性感帯に/D=ジレンマ


 前回の「C=コンドーム」も合わせてどうぞ。

 あなたのセックスをもっと楽しくする「ラブライフのAtoZ 2nd stage」。
今回のテーマは「D= dilemma(ジレンマ)」です。

ジレンマを上手く味わえる人がセックスを楽しめる人

OLIVIA ラブライフ A to Z
Lies Thru a Lens


 ジレンマは、二つの相反する事柄の板挟みになること。
セックスにおけるジレンマは、心とカラダを刺激する最高のスパイスです。
「セックスを思いきり楽しむには、『恥ずかしさ』や『後ろめたさ』は感じなくてよい。もっとオープンに、楽しもう!」と言われることがありますが、これは、ある意味で合っていて、ある意味で間違っていると思います。

 アメリカの文化人類学者ルース・ベネディクトは、著書『菊と刀』の中で、日本文化は、外的な視線を気にする「恥の文化」と定義しましたが、日本人のセックス観は、「恥ずかしさ」が根底にあります。
恥ずかしさの中で味わう快感こそが、甘美な体験となり、脳がやみつきになってしまうんですよね。
ですので、私は、セックス観のベースに「恥じらい」があることは、必要なことだと思います。

 この恥ずかしさを興奮材料として用いるのは、SMの世界ではよくあること。
「こんな恥ずかしい格好をして…」「こんなに、恥ずかしい音が出てるよ…」というセリフが飛び交います。
恥ずかしさが、脳の興奮をエスカレートさせていくのです。
このジレンマを舌の上でワインを転がすように味わえる人こそ、セックスを楽しめる人と言えるでしょう。

 ここで、肉体を快感に誘うジレンマ・テクニックをご紹介します。

肉体を快感に誘うジレンマ・テクニック


 セックス中、脳がエッチモードに入っていると、ある種の刺激を「不快感」から「快感」へ切り替えます。

 例えば、「くすぐったさ」。
興奮していない状態で触れられるとくすぐったいだけの足の指の間やわき腹、脇の下は、脳がONになると性感帯に変わります。
くすぐったいということは、皮膚感覚が敏感であるということ。
ただ、脳がONになっていない状態で愛撫しても、「やめて~!そこ、くすぐったい!!」と、お笑いモードになってしまうので、確実に脳を興奮させておくことが大事。

 脳を興奮させる方法は、いたって簡単です。
濃厚なディープキスをじっくりして、ペニスを刺激しながら、くすぐったい場所を同時に愛撫するんです。

 ポイントは、愛撫するポジション。
彼に添い寝をするように横たわり、身体を密着させて、あなたの膝をペニスにあてがいます。
私は、「膝ペニス愛撫」と呼んでいるのですが、膝でペニスの裏筋をほどよく圧迫しながら上下にしごきます。
イメージとしては、エアー自転車こぎ。
この状態で、彼のわき腹や脇の下をサワサワとソフトタッチしたり、舌でねっとりと舐めてみましょう。
「あ、そこ、意外と気持ちいいかも!」と脳が新しい性感を認識していきます。
ペニスへの刺激を絶やさずに行うことで、エッチモードを維持できるので、「くすぐったさ」を感知しなくなるんです。

 ここで、さらにもうひとつのジレンマ・テクニックを。
「痛み」も、脳の快感回路が繋がると、快感に変化します。
膝ペニス愛撫と同時に、乳首つねりや二の腕、わき腹の甘噛みを行ってみてください。
TVでよく見る足ツボマッサージのような「痛い!!でも、気持ちいいかも♥」と、アンビバレンスな快感にやみつきになる人、続出です。

「痛み」や「くすぐったさ」という快感と相反する刺激を「性感」として認知するように彼の脳を開発していけば、女性が攻めにまわるセックスがもっともっと楽しくなります。

 今夜のセックスは、ジレンマを上手に活用してみてくださいね。

 次回は、「E= energy(エネルギー交換)」をお届けします。
毎週金曜日更新です。

Text/OLIVIA

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ライタープロフィール

OLIVIA(オリビア)
1980年生まれ。ラブライフアドバイザー。

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