男性が脚ピン癖から脱却する方法/BETSY

今週は読者の方からの質問にお答えします

付き合い始めの彼が元カノとの騎乗位脚ピンセックスの影響で、セックスでもオナニーでも脚ピンじゃないとイケないようです。私がしてあげられることはありますか?

女性で脚ピン(セックス中に両脚をピンと突っ張らせることで快感を強くする)癖がある人は少なくないですが、男性でも脚ピン癖がある人もいますね。脚ピンはオナニーで自然に身につけてしまう人が多く、オナニーだけなら問題はありません。しかし、挿入を伴うセックスとなると脚ピンできる体位が限られているため、パートナーの協力が必要になります。できることなら脚ピン癖は避けたいですね。

男性が脚ピン癖から脱却する方法は女性と同じ。まずは脚を脱力してイケるようにオナニートレーニングをすることが基本です。それが難しければ骨盤底筋を鍛える方法をおすすめしています。

脚ピン癖がある人は、お尻や太ももなど下半身の筋肉に力を入れてギュッと固くすることで気持ちよくなることを覚えます。なぜそれで気持ちよくなったのかというと、連動している骨盤底筋にも力が入っているからだと思うんです。脚ピン癖がなくセックスで問題なくイケる人は骨盤底筋(特に括約筋)をよく動かすことからそう感じています。
脚ピン癖のある人も、骨盤底筋をコントロールできるようになれば、脚ピンせずに脚ピンと同じような効果を得られるはずです。

パートナーにできること3つ

ご自身に脚ピン癖があるならすぐにでも骨盤底筋のトレーニングから始めてもらいたいところですが、パートナーの脚ピン癖となるといきなりトレーニングを強制するのは難しいですよね。
「パートナーのために何かできることを」となると、できることは次の3つではないでしょうか。

①騎乗位を極める

脚ピンした上での騎乗位で確実に気持ちよくなれるのであれば、騎乗位を極めるのが楽な方法かもしれません。前後グラインド、上下ピストン、背面騎乗位で変化をつけ、挿入角度と深度、振り幅でバリエーションをつければ騎乗位だけでも楽しみ方が増えます。バリエーションが増えれば自分が気持ちよくなれる動き方も見つけることができるので、ふたりで同時フィニッシュも夢ではありません。

②脚ピンしないオナニーをすすめる

騎乗位を極めたところで、他の体位ももっと楽しみたいと思うかもしれませんし、騎乗位で気持ちよくなれるやり方が見つからないかもしれません。それならパートナーにも協力してもらいたいですよね。「オナニーの時に脚の力を脱力する練習法があるらしいよ」とすすめてみるのもいいかもしれません