海外でラブグッズを飛行機に持ち込むとどうなるか?試してみました/BETSY

飛行機にラブグッズを持ち込んだら…

みなさんはラブグッズを持って飛行機に乗ったことはありますか?

電車や新幹線と違ってセキュリティの厳しい飛行機にラブグッズを持ち込むのは、セックスコラムニストを名乗る私でも勇気のいること。目の前でカバンを開けられるわけではないですが、もしも「ちょっと中身確認させてください」と言われたり、シルエットでラブなグッズだとバレてギョッとされたりしたら赤面しながらモゴモゴするしかありません。

最近では手続きの自動化が進んだ空港も増えており、人間とほぼ対面せずにチェックインから荷物の預け入れ、保安検査まで済ませられる所もあります。しかし、預け入れ荷物と手荷物検査のどちらも検査官と対面で行われている空港もまだまだ多いのが現状。あのピリついた雰囲気の中、目の前の検査官にラブグッズバレするのは恥ずかしいですよね。持ち込み禁止物ではないとはいえ、バレたらどうなるんでしょうか。そもそも検査場のX線でラブグッズはバレる?

そんな疑問を解消すべく、ロンドンのソーホーでラブグッズを購入し、飛行機に持ち込んでみることにしました。

グッズを選び空港へ

まずはグッズ選び。クリバイブのついた大型のバイブレーターが第一候補でしたが、バッグの容量を考えて却下。かといって小型のグッズだと、X線越しに見えるシルエットにアダルト感がなさすぎて面白くない。モロ男性器の肌色ディルドは、サイズ的に凶器になり得るとみなされて別室送りになる可能性もある。さすがに大事にはしたくないのでこちらも却下。

そこで選んだのが、欧米ではおなじみのガラス製ディルドです。よくある“Gスポット用”と、どこからどう見てもアナルプラグなアナルプラグの2種類です。

手荷物の中に2つのラブグッズを忍ばせていざヒースロー空港へ。そして検査場通過。私の荷物だけ別のレーンへ流されていくのが見えます。私は壁に向かって大の字になって立つように言われ、何度も全身のボディチェックと金属探知機。

「まさかガラス製ディルドを凶器にして暴れそうな怪しい日本人女性だと思われてる?」と不安になりましたが、どうやら処分し忘れていた飲みかけのペットボトルと、首元に貼っていたカイロに反応していたようでした。ディルドとアナルプラグはノータッチ。無事通過できました。