子猫ちゃんのように優しくタッチ!ごきげんな女性器でセックスを楽しもう/V=ヴァギナのかわいい愛し方

 前回の「U=嘘(セックスにまつわる嘘)」も合わせてどうぞ。

 あなたのセックスをもっと楽しくする「ラブライフのAtoZ 2nd stage」。
今回のテーマは、「V=ヴァギナのかわいい愛し方」です。

あなたは、自分のヴァギナ(女性器)を愛していますか?

OLIVIA ラブライフ A to Z Bryan Doane Photography

 突然ですが、あなたは、自分のヴァギナ(女性器)を愛していますか?
多くの女性は、「NO」もしくは「考えてもみなかった」と答えるでしょう。

 私は、中学生の頃に『フライド・グリーン・トマト』(1991年公開)というアメリカ映画を観ました。
キャシー・ベイツ扮する主婦の主人公は更年期障害で不安定。夫婦関係もうまくいかず、自分自身を取り戻すために女性のためのワークショップに参加します。
そのワークショップの中で、参加者女性がショーツを脱ぎ、鏡で自分の性器を見るシーンがあります。
主人公は、自分の女性器を見る勇気が出ずに途中退室してしまい、「自分のヴァギナを見る勇気もないなんて…」と落ち込みます。

 当時の私は、集団で集まって自分達の女性器を鑑賞する意味が全くわからず、かなりカルチャーショックを受けました。
しかし、それから時は流れ、セクシャリティをテーマに研究していくうちに「自分の女性器を愛し尽くせる女性こそ自立した女性」という思想があることを知ります。
映画の中で描かれていたワークショップは、海外のフェミニストを中心に実際に開催されていたんです。

 現代では、アート、文学、映画、舞台など様々なジャンルで女性器をテーマにした作品が発表され、物議を醸しだしているのを見かけます。よい意味でも悪い意味でも。

 堅苦しいこと抜きにして、「大事なところなんだから、丁寧に扱おうよ」というのが私の本音です。
女性器を隠語でPUSSY CAT(子猫ちゃん)と呼びますが、言い得て妙だと思います。
子猫ちゃんを愛でるように、あなたの女性器をかわいがってみませんか?
女性器と仲良くなっておくといいことがいっぱいあるんですよ。