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  • 2016.08.25

「笑うのと泣くのとセックスするのって何が違うの?」22歳女子大生の恋事情

街ゆく女子をナンパし酒を酌み交わしながら恋バナをするこの企画、二度目のナンパは「サブカル女子」目当てに高円寺へ。出会った22歳女子大生みんみんの奔放すぎる性事情に圧倒されるそらみさん。飲むこととカラオケと、やることは変わらないと言う彼女にとっての恋愛とは?

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©Poiboy

 スケッチブック片手にナンパをし、5分後には酒を酌み交わしちゃうこの企画、とうとうふたつ目の土地に繰り出した!!!!
新橋では“恋にお疲れ気味”なオーバーサー美女2人とヘベレケになり(その後一緒に合コンに行くまでの仲に)、第二回は打って変わってサブカル女子を探しに中央線は高円寺駅へ。

 古着好きなちょっとこじれた女子に出会えるかしら、とまだ明るい18時、ナンパを開始!
そんな我々の前方からやってきたのは、ベースを担ぎ、スッピンにサンダル、ハーフパンツにロッキンTシャツを着こなした「バンド女子」でした。来たぞサブカル!!!!
「三日三晩耐久飲み会の帰りなんで…」と一瞬迷うも、「まあ良いっす、行きます!」と酒やけの声で答えたのは、みえこちゃん、通称みんみん22歳。これがまたとんでも少女だったのです!

みんみん、22歳大学4年生の場合

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©Poiboy

 「いや、マジ三日三晩飲んでたんで、若干まだ酔っぱらってるんですけどね」そんな言葉と共に勢いよく生ビールをかっくらう。高校生にも見える童顔とは裏腹に、発言は攻撃力が高すぎる。

「男2人と私の3人で宅飲みしてて、服は酒かぶってビロンビロンになったんで、今着てんのは男の服です。男2人とも前にやったことはありますけど、昨日は何もなかったですよ。うち1人の今カノがめっちゃ貧乳なんで昨日も胸は揉まれましたけど、まあ別に普通に“揉め揉め!”って感じっすよね」

 お、お、お! なんだこのスタートダッシュ! 目を白黒させているこちらの様子を感じ取り、みんみんは酒やけの声で問う。

「あ、こういう話なしですか? 純粋な恋バナとかがいいっすか?」

 いやいや、どうぞ、全て包み隠さず教えてくださいと、みんみんの過去を聞き始めた。

中学で4人と付き合い、高校では公園で行為に明け暮れた

 茨城の農村地帯で育ったという彼女。小さい頃はさきいかでザリガニを捕まえて遊んでいたという。

「初めての彼氏は中学1年生。4カ月くらいで別れて、中学では4人付き合った感じ。今でも地元で集まると元カレ全員揃いますけど、全然気にしないっすね」

 飲み続けて4日目というのに、早いペースでお代わりを重ねる彼女の勢いとデカイ声に、もう完全に押され気味で話を聞く。「高校の恋愛は?」の問いに、セックス話のみが返ってきた。

「高校の時は基本公園でやってて、一回公園の公衆トイレでやろうとしたら、中に居たホームレスに奇声上げて怒られて、超ダッシュで逃げたりとか。あ、初めては彼氏んちの庭の倉庫ですね」

 一切の恥じらいを感じさせないあまりにも明るい空気感に、聞いている方が戸惑いを隠しきれない。あれ? 今、性の話してんだよな? と。あれ? 好きなハンバーグの話とかしてんじゃないんだよな、と。
ツッコミたいところはたくさんあるのに、もう何をツッコんでいいかも分からないくらい、みんみんの口からは止めどなく男との経験談があふれ出す。
≫今しかできない恋をしよう≪

飲むことやカラオケと、”やる”ことは変わらない

 「箸休めに、ちょっと純粋な恋バナください」とリクエストしてみたところ、高校時代に一生懸命やっていたバンド内でメンバー2人に手を出したという話をされる。どこが純粋なんじゃい、との指摘に、「え、くそピュアじゃないっすか!」と返ってきた。
性の話が止まらない。驚くほどにみんみんは、性に奔放な少女だった。

「最初は嫌だったんですよ、色んな人とやることは。でも、求められることに快感を覚えるようになってから“やることって別にそんな価値無くない?”と思いはじめて、今は友達と笑ったり泣いたり飲んだりするのとセックスは変わらないし、特別なことじゃないと思う

 「ちなみに片思いってしたことあるの?」という問いに、まるで初めて聞いた言葉かのように「片思い?」と怪訝な顔で聞き返された。そして、初めてそのことについて考えたかのような沈黙の後、みんみんは答えた。

「諦めるんですよ。だから、うちのことを好きじゃない人のことは好きにならない」

性の相手の見つけ方

 そうは言っても、現役大学生がどこでそんなに相手を探すのだろうか?

「深夜に歩いていればみんな話かけてきますよ」

 ああそうか、ああそうか! 確かに、東京における若い女子は、下心アリの男たちに囲まれて生活しているようなもんだ。繁華街を歩いていれば、簡単に声をかけられるだろう。お店に入れば、誰かが奢ってくれるだろう。そこからどう発展してもおかしくない。

「この前電車で寝過ごして、夜中の八王子まで行っちゃったんですけど、そこのファミマでサラリーマンに話しかけられたんですよ。終電逃したって言ったら“泊めてあげるよ”って言われて、泊まった。で、やった」

 「えええっ!」と、何回目か分からないくらいの驚きの声をあげた。思わず漏れてしまった「気を付けてね」の声に、みんみんはしっかりとした声で答える。

「知らない人とやる時は絶対ゴムつけるし、連絡先知らない人にはやる前に免許証の写メ撮らせてって言います。あと、私が指定するホテルじゃないとダメって言います」

 みんみんと飲みながら2時間ほどが経ち、少しずつ忘れかけてた色んなことを思い出していた。
私も昔、少しだけ乱れた生活をしていた。初めて女として扱われ出した頃、女性“性”を武器にチヤホヤされていた。初めての性の解放の熱にうかされていた。
確かに街で声をかけてきた男と飲みに行ったりしてたし、確かにサークルの同期の男の家で、酔いつぶれた男友達のパンツを脱がせ、ラーメンの麺をコラージュして遊んでいた。
「あ、変わらないか」と己を納得させようとした。

 いや、でも、正直に言おう。全然ちげーーーー!!!

 いくら街で声をかけられても1人では付いていかなかったし、股間にラーメンコラージュしても決して男友達とセックスはしなかったぞ…。何より、そんな体験をこんなにもあっけらかんとは語ってなかったぞ…!!

 頭がグルグル回ってしまう。みんみん、この不思議な感じはなんだ…!
このあけっぴろげな感じはなんなんだ。とにかく明るく、全く性の匂いがしないのだ。
スポーツ頑張る高校生、かのような容姿から発せられるあまりにも明るい性の話。しっかりとした物言い、頼りがいありそうな雰囲気、から止まらないゆきずりのセックスの話。
ああ、何かがアンバランス。何だこのアンバランス。

 真面目さと奔放さとを怖いくらいにあわせもつ、みんみんの話は止まらない。それは、幼さなのか、それとも性を極めた姿なのか…
次回、みんみんの恋バナ後半戦は、「あまりにも家族思いな将来設計」と、「みんみんにとって男とは」です。
街ゆく人のリアルな恋バナが、ここにある…。

≫自分らしい恋愛をするなら…≪

Poiboyとは

poiboy

 AM編集部がプロデュースした女の子のための恋愛応援アプリ。女性が男性をお気に入り登録(通称ポイ)することからコミュニケーションが始まる安心の女性主導設計。好みの男性をみつけたり、女性同士でオススメしあって盛り上がったり。恋愛中の感覚を擬似体験することができます。

ライタープロフィール

舘そらみ
脚本家・俳優。1984年神奈川県生まれ、トルコ・中米育ち。映画「私たちのハァハァ」の脚本を執筆。Twitter:@_sorami

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