受け身なオクテ女子の婚活成功記②はじめての告白&プロポーズ編

恋愛デスマッチ アルテイシア Unsplash

「アルさんの著書やコラムを参考に婚活して、結婚が決まりました!」と報告をくれた読者のYさん(38歳会社員)。

 受け身でオクテな彼女がモラハラ恋愛から卒業して、素敵なパートナーを射止めたカギに迫ります!

恋活じゃなく婚活に絞る

Y:『オクテ女子のための恋愛基礎講座』「本気で結婚したい人は、恋活じゃなく婚活に絞った方がいい」と書かれてましたよね? 私も今まで「結婚したいけど言えなくてズルズル」パターンだったので、真剣に結婚したい男性に絞ろうと思って、大手の結婚相談所に入会したんです。結果的にはそれが正解でした。

アル:大手の相談所は最初に10万ぐらい払うし、独身証明書や卒業証明書も提出するし、真剣度が高いもんね。
お手軽な婚活系は結婚をエサにセックスを迫るヤリチンも潜んでるから。読者の子から「結婚しようと言われたのに、セックスしたら連絡が途絶えた」といった報告ももらう。そういうヤリチン共を一か所に集めて空爆したいわ。

Y:私みたいに強引に迫られると拒めないタイプは、お金を払ってでも安全を買った方がいいと思います。あとこっちもそれなりの金額を払ってるし、動かざるを得ないというか(笑)

アル:オクテな男女は「流れが決まってる方が動きやすい」と言うよね。

Y:そう、ある程度システムが決まってる方が動きやすいんですよ。登録すればほっといてもメッセージが来るし、やりとりするうちに「じゃあいつ会いましょう」って流れになるので。

あと私はいきなり知らない男性と話すのが苦手なので、婚活パーティーや街コンは向いてないと思って。相談所だとメッセージのやりとりをして、どんな人かわかったうえで会うので話しやすかったです。

アル:文章でも人間性や相性ってわかるものだし。 

Y:一方的に自分の話ばかりする人とか、価値観が合わなそうな人とか、文章でわかりますよね。
だから私、会った人数はあまり多くなかったんです。メッセージの段階である程度絞ったので、実際会ったのは10人で、そのうち2回会ったのは5人、3回以上会ったのは2人だけ。そのうちの1人が婚約者でした。

アル:ほー!それってかなり効率的だよね?100人以上会ってもマッチングしない人もいるのに。

Y:アルさんの「結婚はマッチング」「本命は底引き網漁じゃなく一本釣り」の教えを胸に、フル開示で臨んだからだと思います。不特定多数への男受けは捨てて、「漫画やゲームや鉄道が好きな理系の専門職です」とプロフィールにも書いて。

アル:おーそれは理系&オタク男子が入れ食いになりそう!

Y:すごい食いつきが良かったです(笑)。オタク話をあえてぶっこんでいったら「婚活だとありきたりな会話が多いから、今までで一番面白かったです!」とか言われて。

アル:だよねえ。ぶっちゃけ35越えたら王道モテ路線では勝負できないし、趣味や個性のある女子の方がマッチングするよね。

Y:それは実感しました。あと意外にも、いかにもオタクっぽい男性はいなかったです。

アル:ペイズリーのバンダナを巻いてデュフフと笑うみたいな?

Y:(笑)そういう人はいなくて、中身はオタクでも見た目や会話は普通でした。私は年収や学歴に一切こだわらなかったけど、ハイスペ男性も多くて…防衛省の人とかもいましたよ。

アル:防衛機密とか教えてもらった?

Y:もちろん教えてくれませんよ(笑)。その彼とも漫画の話で盛り上がりました。

アル:『沈黙の艦隊』の話とか?

Y:いやジャンプ系ですね(笑)。彼もすごくマジメないい人でした。婚活する前は「もう37歳だし、いい出会いなんてない」と思ってたけど、ちゃんと動けばあるんだな~と実感しました。