マジメないい子(38歳)が5歳年下のパートナーを射止めた理由/受け身なオクテ女子の婚活成功記③

恋愛デスマッチ アルテイシア joel carter

「アルさんの著書やコラムを参考に婚活して、結婚が決まりました!」と報告をくれた読者のYさん(38歳会社員)。
に続き、受け身でオクテな彼女がモラハラ恋愛から卒業して、5歳年下の素敵なパートナーを射止めた理由に迫ります。

彼に理由を聞いてみると

Y:彼は年下だしスペックもいいし、37歳の私は断られるだろうなと思いながら、ダメモトでメッセージを送ったんですよ。

アル:ちなみに彼は年上好きだったの?

Y:いや、べつに年上好きじゃないそうです。20代の女子からもいっぱいメッセージがきてたらしくて。

アル:おーその中からYさんと結婚を決めたんだ。アラフォーにとって希望のもてる話だなあ!
彼はなぜYさんを選んだんだろう?

Y:理由を聞いてみたら、1つは「人の好きなものを否定しないところ」だそうです。

アル:うんうん、それは特にオタクにとって重要だよね。

Y:彼は一見オタクっぽくないんですが、実は『ラブライブ』の熱狂的なファンなんですよ。そういう話をすると女子に引かれるから隠してたらしくて。でも私は偏見とかないので、ラブライブを試しに観たら自分もハマっちゃって(笑)
始めはメンバーを個体識別できなかったのが、今では全員フルネーム言えるし、一緒にラブライブの聖地巡りもしました。

アル:それは理想の彼女だな~!

Y:彼も嬉しかったみたいです(笑)。カラオケに行くと二人で振り付けしながら盛り上がってますね。

アル:私も夫とカラオケで『シャアが来る!』をデュエットして「『シャア!シャア!シャア!』とこんな上手に合の手を入れてくれる男は初めて…」と感動したもん。
オタクに限らず、自分と趣味が違っても、相手の好きなものを否定せず尊重する姿勢は大事だよね。

Y:2つめの理由は「ちゃんと働いて自立してるところ」だそうです。
私は専門職でそれなりに収入があるので、男性に経済力は求めてないんですね。彼はたまたま私より高収入なんですが、相談所でメッセージを送ってくるのは、家事手伝いやフリーターの女性が多かったらしくて。
養うのがイヤなんじゃなく、「はなから養われる前提」の女性がイヤだったみたいです。

アル:昨今、専業主婦希望の女性は敬遠されるよね。

Y:彼も「もし自分に何かあった時に生きていけない女性は困る」と思ってたそうです。

アル:私も妻が死んだら生きてけないような、家事能力のない男は困るもん。あと「夫が妻を養うべき!」みたいな男は性別役割分業意識が高そうだから、自分には無理だと思う。

Y:私も専業主婦の母が亭主関白な父と結婚して苦労する姿を見てきたので、「自分は自立しよう」と思ってました。だから女性が働くことに理解のある相手じゃないと無理ですね。

アル:Yさんは両親を反面教師にして「自立しよう」と思ったことで、結果的に彼とマッチングしたんだから、その点はよかったよね。