Y：元彼には怖くて結婚の話なんてできなかったけど、今の彼はちゃんと将来の話をしてくれるんです。
彼に「子どものことはどう考えてる？」と聞かれて「できればほしいけど、年齢的にできない可能性もあると思う」と正直に話したら「僕もいたらいたでいいと思うけど、もしできなかったら、夫婦2人で生きていくのもいいと思う」と言われて。

アル：ええ子やないの～！

Y：本音で話し合いもできるし、私にだけじゃなく周りの人に対して優しいし、嘘もつかないんですよね。
それで「この人となら50年の共同生活をやっていける」と思ったので「結婚してください」とプロポーズしたら「こちらこそお願いします」とOKしてくれました。

アル：パチパチパチパチ！！（立ち上がって拍手）

Y：ありがとうございます(笑)

アル：いやーめでたい！！これまでを振り返ってどう思う？

Y：うーん…過去の私は失敗が怖くて動けなかったんですね。好きな人がいても「振られたら傷つくし、関係が壊れたらイヤだし」って。
でも今回初めて自分から告白して「前からそうしとけばよかった」と思いました。告白してダメでもいいじゃない、気持ちを伝えずに後悔するより、振られて傷つく方がいいじゃないって。

アル：失敗を恐れて動かないと「こんな自分はダメだ」と自信を失って、ますます動けなくなるから。

Y：そうなんです。アルさんが「失敗したら落ち込めばいい」と書いてたけど、本当にそうだと思いました。
元彼と別れた時もしばらく落ち込んだけど、立ち直れたんですよ。それで「私ってちゃんと立ち直れるんだ」と自信がついて。
傷つくのを恐れて行動しないと何も変わらない、自分を幸せにするのは自分だってことに、ようやく気づいたんです。

アル：Yさんはちゃんと失敗から学べる人なんだと思う。モラハラ彼氏と別れて「受け身はダメだ、自分で主導権を握るべきだ」と学んだりとか。

Y：「主導権を握るべきだ」と学ばなかったら、彼にも出会えなかったと思います。
最初のメッセージも私から送ったんですけど、「年下だしスペックもいいし、37歳の私は断られるだろうな」と思いながら、ダメモトで送ったんですよ。

アル：ちなみに彼は年上好きだったの？

Y：いや、べつに年上好きじゃないそうです。20代の女子からもいっぱいメッセージがきてたらしくて。

アル：おーその中からYさんと結婚を決めたんだ。アラフォーにとって希望のもてる話だなあ！

―最終回は「彼がYさんを選んだ理由」「肉食系男子の末路」について語ります！

Text／アルテイシア

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