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  • 2014.09.21

海外の魅力を教えてくれた「涙のカルボナーラ」

涙のカルボナーラ

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Global Panorama

 ガイドのお仕事でローマに先日行っていました。
ローマのレストランでは、パリに比べてチャキチャキ働く人が多くて気持ちいいこと! ほんっと、パリっていかに仕事しない街かと改めて思い知らされました。

 ローマに行ってなにより楽しみなのは料理。特にカルボナーラが有名です。
10年程近く前、まだ海外旅行が慣れていない時に一人でイタリア旅行をしたことがありました。
その時宿泊したホテルはローマのテルミニ駅という、なかなか治安がよいとは言えない場所で、夜に緊張しながらレストランを探しました。
凍える冬に、人通りの少ない通りで迷った時、ぼんやりと明かりがついた看板に日本語を目にしたので、勇気を出して入ってみたのです。

 そこは、イタリア人の旦那さまと日本人の奥様が経営しているレストランらしく、日本人の奥様が明るく出迎えてくれたのでした。
そこで注文したカルボナーラの味は、一生忘れません。
日本で食べたものと違い、半熟卵&チーズといったもので味も濃厚。食べ終わるころに、奥様が
「一人で旅行なの? それは色々大変だったでしょうね〜。はい、これよかったらどうぞ」
と、素朴なデザートをサービスしてくれたのでした。

 アットホームな店内で、久々に聞いた日本語と、優しい日本人とのふれあいに、頂いたデザートを食べながら一人で涙ぐんでしまったのでした。

この時、海外って怖いし、緊張するし…と思っていたものが全部解けてしまったのだと思います。

 普通、ここで「早く日本に帰りたい~(涙)」と思うのでしょうが、「日本に帰りたくない!やっぱり海外こそこういう人間らしい交流がある気がするなぁ」と強く思ったのでした。

それから10年経って、やっぱり海外で生活をしています。

どこに住むかより、どう生きるかが大事

 なんだかんだと大変なことはあるけれど、それでも海外の方が人間らしく生きられるし、気が楽なこともたくさんあるのです。
パリでは「パリが大っ嫌い!」と愚痴や文句をいう日本人を山ほど見かけます。
そういう時、私はこっそり「あー、もったいないなぁ」と思います。

 もちろん、好きでパリに住んでいる訳じゃない人もたくさんいます。
だからって、悪いことばかり探すよりも、結局は24時間365日同じ時間を生きている中で、楽しいことを探して恩恵を受けた方がよっぽど有意義だからです。

 それに、日本に住んでも悪いことは山ほどあります。
もちろん私も異国でホームシックにならないと言えば嘘ですが、「いつだって飛行機に乗りさえすれば海と大陸続きの日本に帰れる」そう考えると楽になります。

 どこに住むかよりも、どう生きるか? これが大切な気がします。
日本も海外も、どっちも良いところを知っていると思ったらこれまたお得なことはありません。
まあ、その分どちらの嫌な面も見えてくるわけですが…。

 来週は引き続き、残念な面、特に海外でみる面倒な日本人についてお話しようと思います。

Text/中村綾花

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ライタープロフィール

中村綾花
ラブジャーナリスト/ライター。

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