官能小説・主人公から学ぶファム・ファタールのススメ

かつての同級生との夢のシチュエーション『熟れどき同窓会』(後編)

 前編に続き、『熟れどき同窓会』のヒロインたちの魅力に迫ります。

大泉りか 官能小説 同級生とのエッチ
©DaniaoIII

「小説家になりたい」という夢に挫折しそうな時に参加した同窓会。
皆、大人になり、男性は立派に、女性は美しく成長を遂げていました。
そんな元クラスメイトたちにコンプレックスをつつかれながらも、久しぶりの帰郷を愉しむ慎吾。

 一方、再会を果たした遥香と麻奈美の心は揺れます。
実はふたりとも、学生時代は慎吾に恋心を寄せていたのでした。
心の中でくすぶっていたその思いは燃え上がり――。

「わたしも仲間に入れて……」
 遥香は掠れた声でつぶやくと、ベッドにあがって慎吾の顔を見おろしてくる。
「な、仲間って……いったい、なにを……」
「キス、しよっか」
 切なげな瞳でつぶやき、頬をそっと両手で挟み込んできた。
「は、遥香……うんんっ」
 柔らかい唇がそっと触れてくる。そのまま舌がヌルリと入りこんで、自然とディープキスに発展していく。
「ンぅっ、慎吾……ンンっ」
 遥香の悩ましい呻り声が聞こえてくるが、その間もペニスは麻奈美にしゃぶられていた。
「はむっ……ンふっ……あむぅっ」
 慎吾の股間では、鼻にかかった声とジュプジュプという湿った音が響いている。
青筋を浮かべるほど勃起した男根を念入りにしゃぶられるのは、腰が痙攣するほどの快感だった。
「遥香、勝手なことしないでよ」
 麻奈美はいったんペニスを吐きだすと、遥香に文句を投げつけた。
「今はわたしの慎吾なんだから」
 声高に慎吾の所有権を主張する。しかし、遥香は聞こえていないかのように、慎吾の舌を吸いつづけていた。
 (『熟れどき同窓会』P179L1-P180L4)

 かつての同級生と3Pという、まるで夢のようなシチュエーションに浮き足立つ慎吾。
さらには、自らの思いを遂げた二人の女性は、今度は慎吾が抱える、紗希への思いを叶えるべく、ある計画を立てたのです――

 この続きは本編でお読みいただくとして、わたしが同窓会で再会した元彼の話の続きをさせてください。