男を盛り上げる「責め」の言葉

 さて、和輝の体を思う存分にいじくりまわす真穂ですが、彼女の台詞が素晴らしいのです。

「そうよ、気持ちがいいなら……もっとエッチな声を聞かせて。セクシーな声を聞くと、わたしだって興奮しちゃうのよ」(P53)

 そう、真穂は、男性を気持ちよくすることで、自分が気持ちよくなることを知っているのです。男性に『触らされている』のではなく自分から“触っている”ことの差は天と地。
自分のためにぜひ、『責めるセックス』に挑戦してみてください。勇気を出して、責める快感を覚えれば、新しい官能の扉が開けるかもしれません。

大泉りか 官能小説 誘う指先 鷹澤フブキ

書名:『誘う指先
著者:鷹澤フブキ
発行:無双舎 悦の森文庫
価格:¥630(+税)

 首筋・乳首ときたら、次は……ズバリ男性器。ですが、思わずごくんと唾を飲む、その超絶テクニックの続きは単行本で!

次回は、「愛してもらいたかったら愛を注げ!『やわらかバスト』(前半)」をお届けします。