官能小説・主人公から学ぶファム・ファタールのススメ

責める快感…男がよがるのを見て快感に目覚める女たち『誘う指先』(前編)

官能小説から男目線の“そそる女”を読み解く!

『底なし絶頂の責められセックス』が好きなのは男も一緒!?

By kk+
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 「セックスが好き」という女性の多くは『底なし絶頂の責められセックス』が好き。
その証拠に、ティーンラブコミックや、携帯やスマホ向けコンテンツの中でも強いと言われているガールズ官能小説のメインストリームは“俺様”や”S彼”。

 “俺様”や”S彼”に無理やり奪われて、激しく愛されて、自分からはとてもお願いできないようなエロいプレイをされちゃってイキまくり……という都合のいいストーリーが定番ということは、やはり女の妄想はあくまで『受身なセックス』だと思うのです。

 一方で、女性と同じように『底なし絶頂の責められセックス』を味わってみたい、という男性の欲望に応える形で登場したのが“痴女”。
“俺様”や“S彼”と鏡合わせのように、こちらは男性に都合のいい存在として出生しました。
が、……ひとつ違うところは、男性のオカズはアダルトビデオ。
ということは、空想上の“俺様”や“S彼”と違い、 “痴女”を演じる生身の女優さんの存在することです。

 本来、『受身なセックス』が好きなはずの女性が『責めるセックス』をする。するとどうなるのか。
『恋とセックスで幸せになる秘密』など、数々の恋愛指南書を著作に持つ、文科系アダルトビデオ監督の二村ヒトシさんに聞いてみたところ、「男が声を出して気持ちよがる姿を見て、快感に目覚める女性は多い」。
プライベートでは恥ずかしくてできない『責めのセックス』を撮影現場で体験することにより『責める快感』を知るというのです。

 とすると、女性の興奮の矛先が『受身なセックス』にしか向いていなかったのは、ひょっとして『責める快感』を知らなかったことも要因のひとつではないでしょうか?