先週、「出会いがないなら『答えは自分の中にある』に則り過去の成功体験を掘り返すべし!」と書きました。すると、「掘り返したいのはやまやまだが『過去の成功体験』がないんですけど」というご意見が……!
確かに現代は、高齢童貞や高齢処女が珍しくない時代です。「性交体験の成功体験がないんですけど」とダジャレでボヤいている人も多いでしょう。もしくは、性交体験はあってもワンナイトやセフレ関係止まりで、彼氏カノジョとしての交際経験がない人もいるでしょう。以上を踏まえ今週は、過去の成功体験がない人が出会いに辿り着く方法を模索致します。
過去の成功体験が無かろうとも「答えは自分の中にある」という基盤部分は同じです。むろん、「自分の中」ではなく、第三者からのアドバイスが有効なパターンもあります。ですが筆者は思うのです。第三者アドバイスでどうにかなっているのなら、とっくの昔に出会っているはず! 第三者アドバイスではどうにもならなかったから、出会えていないのでしょう。
得意なことに向き合ってる瞬間は
いよいよ実践編。ひとくちに「自分の中」と言っても、ごった煮のように色々詰まっているでしょうが、ここでは「得意だった教科」に着目したいと思います。小中高時代を振り返り、自分が得意だった教科・通信簿の成績が良かった教科を思い出してみましょう。そこに「答え」はあります。
人は誰しも、自分にとって得意なこと・自分のチカラを発揮できることに向き合っている瞬間は、絶対に輝いているんですよね。輝いていれば、他者の目線からも「魅力的」に映ります。自分が輝ける場所で、他者から「魅力的」と思われることが出会いに繋がるのです。
実例を挙げましょう。筆者の女友達A子は、国語が得意でした。社会人になってからも読書が趣味で、とある大型書店にて催された作家さんの出版記念イベントに足を運んだところ、たまたま隣り合わせた異性と意気投合。連絡先を交換し、何度かのデートを重ね、彼氏カノジョとしてのお付き合いに至ったとのこと。
国語が得意だった彼女は、読書に関する話題に触れているその瞬間、キラキラ輝いていたのでしょう。その輝きが、隣り合わせた異性にとって、魅力的に映ったのだと思います。
彼女が輝ける場所は国語関連! 国語関連以外の場所に赴いても、輝きは半減し、出会いゲットには至らなかったでしょう。例えば体育が苦手なのに、テニス恋活なんぞしても、輝けるどころか、むしろ「どんくさい女」として、参加者から煙たがられていたはず。一般的にテニスは「出会いの王道」なイメージですが、国語が得意な彼女にとっては、輝けない場! 出会えるわけがないのです。
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