アラフォー妻が直面する「恋愛市場から弾き飛ばされている」という現実

アラフォー妻が「相席居酒屋」に行くということ

大泉りか 官能小説 人妻は不倫の夢を見るか smplstc

 つい先日、新宿で独身の女友達とふたり、飲む店を探していたところ、噂の“相席居酒屋”の前を通りかかった。見知らぬ男性と相席になり、その場でプチ合コンを楽しめるという、最近話題のアレである。

 フットワークの軽い友人の幾人からは、「悪くなかったよ」という話を聞いていたこともあり、正直に興味はあったが、アラフォーのババアが突撃しては迷惑ではないかと心配だし、相席した男性に、あからさまに「ババアうぜぇ」という態度を取られてもツラい。
しかし、その時に同行していたのは、マスコミに勤める友人だったのが幸いした。「ジャーナリストとしてこれは行っておくべきではないか」という大義名分でもって、わたしたちは相席屋へと続く階段に、第一歩を踏み出した!

 ……が、完全に見込みが甘かった。「大混雑につき、二時間待ち」というジャブに怯んだところに、わたしたちの前に並んで、受付をしていた女子たちの「二十歳で~す」というアニメ声のストレートパンチ。

「さ、さんじゅうななさいです」

 と酒焼けしたスナック声で言うのがあまりにツラく、そのまま逃げ帰ることになったのでした。

 後日、リサーチの結果、赤坂店ならば予約可能&R30という年齢制限付きとの情報を得てリベンジすることを決意。
そして、いよいよ当日。なんといっても決戦の地は赤坂、しかもR30を謳っているのだから、きちんと“オトナ”かつ“男ウケよい”服装で行かなくては……と思ったところで、着ていく服がなく、途方に暮れることとなった。

 というのも、基本的に自宅で働いているので、洗濯機で洗えるTシャツやらデニムやらばかりで、きちんとした“オフィスカジュアル”を持っていない。外出着はあるけれど、自分の好みで選んだ服ばかりゆえにちょっとケバい。
仕方なく昔に買った“合コン服”みたいなのを着てみたところ、久しぶりに着てみるとビックリするほど似合わない……。

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