世間の皆様が想像する、ヤリマンのテンプレートにピッタリと当て嵌まる典型的な種族の女性たちです。

初体験を早々に済ませ、膣壁に陰茎が擦れる快感を覚えてしまったのでしょう。だからこそオナニーも、クリトリスで満足だなんてありえません。指はネイルが剥がれるから使えないけど、そのぶんバイブをフル活用！　なのでアダルトグッズを使いたがる男性も大歓迎です。セックス相手を引っかけるべく、InstagramだろうとFacebookだろうとTwitterだろうと、使えるツールは何でも利用します。タダなんだから活用しなきゃもったいないでしょ！というノリ。

そして男性と楽しむなら朝よりも夜でしょ！　朝なんて犬の散歩しているジーサンしか歩いていないじゃん！　アフターどころか、エンジンがかかるのは23時以降、百歩譲っても20時以降。
なのでジムとかヨガとか通っているヒマはナシ！　ついでに言うと部屋を片付けるヒマもナシ！　

ベースの部分がヤリマンであることに変わりはないです。オトコ大好き、セックス大好き！　その大好きな活動を進めていくうえで、運命的な出会いとかあったら一石二鳥じゃんという考え方。セフレから始まる恋もあるらしいじゃないですか！　菊池さんだって【とある夜の教訓】で「何人ものセフレ女性を持つ美容師男性が、うち1人と結婚した」「8年後再会したら親子4人幸せに暮らしているとのこと」「セフレ同士の結婚がうまくいくこともあるのですね」って書いていたじゃん！　

だからと言って「だいしゅきホールド」とかしちゃうわけじゃないですよ(※だいしゅきホールド:射精直前、両足で男性の胴体をホールドし膣内射精に導きデキ婚に持ち込む戦法)。基本的には「セックスしたからといって、いちいち重くならないサバサバ感」を大事にしています。

感覚としては「たまたま買った宝くじが当たったら嬉しいな」程度。宝くじを当てるため、吉方位とか調べて購入後は神棚に供えるほど気合いは入っていないですよ。
とは言え、運命の出会いに備え、これまで培ってきたヤリマン臭を軽減させるべく、遊び慣れていない感を装うためアンダーヘアはナチュラルに。そのぶん、恋に夢を見すぎないよう、一徹クンのラブラブ作品はあえて封印！

InstagramとかFacebookとかTwitterとか、ヤッたオトコに発見されると色々面倒ですからね。むしろSNSやっていないほうが「俺との仲を吹聴するタイプではないな」って安心感与えられるから、男性ウケも良いですし。

部屋は、いつでも男性を連れ込むことができるよう、毎朝一休さんのように雑巾がけしております。
なので基本早起きです。夜型のほうが、打率は良いことは百も承知！　でもね、量より質だと思っているので、「今夜は狩りに出るぞ！」って気分になるまでは体力温存しています。

　体力温存って意味では、いざセックス本番の際、存分に膣内での快感を享受すべく、通常オナニーはクリトリスまでにとどめておきますよ。そのほうが、陰茎のありがたみを再認識できますからね。

パイパンにしている理由は、男性へのオプション提供って感覚です。初体験が二十歳過ぎてからだったので、「自分は男性に求められない類のオンナなのかな」って、コンプレックスというよりも、冷静な分析としてそう思っていて。
だからこそ自分をセックス相手として選んでくれた男性にはベストを尽くしたい、なのでクンニ時に舐めやすいようパイパンにしています。フェラチオも魂込めて舐めますよ、ええもちろんアナルまで。

A～C、あなたはどのタイプでしたか？　ヤリマンであること前提のチェックシートなので、ヤリマンじゃない女性にとっては何の役にも立たないんですけどね(笑)。しかもどのタイプかわかったところで、特にオチはないです(笑)。「ああ、自分はこのタイプか」って目安にして頂けますと幸いです。

Text／菊池美佳子
2018.06.11