【女性は自分のアレをシゲシゲ見ない?けれど恋に疲れたときは別】で「恋愛でのセンチメンタルモードを脱するにはMyマンコを見るのが一番!」と推奨した筆者。すると「菊池さん自身は恋愛でセンチメンタルになることもあるのでしょうか?」とのご質問をちょうだいしました。
結論から先に書くと「ない!」です。もう少し詳しく書くと「今はない」といったところでしょうか。
今でこそ、全日本恋愛達観女子協会の名誉総裁に就任しちゃうくらいセンチメンタルとは無縁の筆者ですが、昔は酷かったもんです。逆から言うと、昔が酷かったぶん、今はだいぶ落ち着いたのかもしれません。この記事では、全日本センチメンタル協会々員様へ向けて、センチメンタルの克服法をご提案したいと思います。
3つのセンチメンタル克服法
1. 負け戦はしない
そもそもオンナという生き物は、どういった原因でセンチメンタルモードへと突入するのでしょうか? もっともデカい要因は「惚れたオトコがそっけない」、このひと言に尽きるでしょう。「片想い」ってやつですな。
絶賛片想いの真っ只中にいらっしゃる皆様に対して非礼な発言になることは百も承知のうえで書きますが、片想いって目茶苦茶カッコ悪いって考え方が筆者流。自分はめっちゃ思っているのに、相手からは何とも思われていないって、ダサいと思うのですよ。自分のことを微塵も思っていない相手に夢中な状態って、ダサすぎて小っ恥ずかしいことこの上なし!
なので筆者の場合、いいなと思える男性が浮上しても、先方にその気がないとわかると、「こっちから願い下げじゃボケ!」と、恋愛感情を引っ込めます。いわゆる「負け戦はしない」ってやつですよ。
負け戦に臨もうとするから、苦戦を強いられ、乙女たちはセンチメンタルになるのです。だったら負け戦なんぞしないほうが、精神衛生上よろしいかと思います。
2. ノーリスクノーリターン
次なるキーワードとして掲げたいのが「ノーリスクノーリターン」です。片想いからほんのちょっとだけ進展して、2人きりでデートできる間柄になったとしましょう。乙女たちは「しょっちゅう会いたい」「毎日でも会いたい」「毎日は現実的に無理でも毎週末会いたい」と思うようになります。
しかし毎週末会う時間を作ってくれるような男性は稀で、定期的に会えない関係性に、乙女たちはセンチメンタルモードへと突入していくのです。
筆者の場合、どれだけ愛している男性でも、頻繁に会うのは真っ平御免と思っております。いや、愛しているからこそ、しょっちゅう会いたくないのです。会う機会が多いと、そのぶんだけ自分のボロが出やすくなります。特に筆者の場合、大酒飲みという事情も相俟って、ボロが出やすいのなんのって!
頻繁に会うって、自分の良い面をアピールすることもできますが、自分の残念な面も見せることになります。愛する男性には、なるべく残念な面を見せたくないので、しょっちゅう会わない関係は、筆者にとってむしろ好都合。しょっちゅう会えないのはノーリターンですが、そのぶんボロを出さずに済むという意味でノーリスクなのです。
3.「ご縁」に任せる
スピリチュアルって胡散臭いイメージが強いですけど、センチメンタルの克服には有効活用できます。これは男女の間柄に限ったことではないですが、ご縁があれば無理に繋がろうとしなくても、自然に繋がっていくものだと思うんですよね。逆にご縁がなければ、どれだけ頑張ろうとも繋がることはできない……。
一見悲しい現実に感じるかもしれませんが、それは決して恋の神様が貴女にイジワルをしているわけではなく! 貴女にとって運命の男性は別のところにいますよーと、恋の神様がシグナルを送ってくれているような気がします。
いまは「ほかの男性だなんて考えられない」「私は○○君じゃなきゃ幸せになれない」と、視野が狭くなっているかもしれませんが、ブルゾンちえみ様も仰っているじゃないですか!
恥丘……じゃなくて地球上に男は何人いると思っているの?
35億。
あと5000万。
Text/菊池美佳子
次回は <これぞセンチメンタル!「忘れられますように」とお参りしたほど好きだった彼との思い出>です。
前回はつらく切ない片思いセンチメンタルの克服法を語ってくださった菊池美佳子さんですが、そんな彼女にもカレを忘れられなくて悩んだセンチメンタルな時期があったそうです。ブログに書くのさえ我慢したくらい好きだった男の人とのエピソードとは…?