25年経ったいまでも…

 私は、ラブライフアドバイザーとして、セックスレスに悩む女性へ「男性の誘い方」を指南する立場にいます。
赤名リカがカンチを「セックスしよ!」と誘ってから、25年が経った今でさえ、セックスをしたい時に、パートナーにさえ「セックスのセの字も言えない…」と言う女性はたくさんいます。
「セックスをしたい時は、赤名リカのように潔く誘え」と潜在意識に刷り込まれている私は、したい時に「したい」、したくない時に「したくない」と、すんなり言える大人になりました。
ストレスフリーなセックスは、本当に楽ちんです。
男性の誘い方に苦戦する女性達が「女から誘うのはみっともない」という思い込みから解放されて、赤名リカ化できますように。

 さらに、鈴木保奈美は、私の「月経」観にも衝撃を与えました。
当時の雑誌のインタビューで、鈴木保奈美は、「子供の頃、女性は大人になると、生理が毎月くると聞いて、面倒くさいなぁと思った」という内容のコメントをしていました。
小学1年生の頃の愛読書が「性教育絵本」だった私は、心のどこかで第二次性徴が自分にやってくることを待ち遠しく思っていたので「生理がくるのが面倒くさくてイヤ」とけだるそうに語る鈴木保奈美を想像して、「いろんな価値観の人がいるんだな」と、性の価値観の多様性を垣間見ました。

 つづく。

Text/OLIVIA

次回は<男性の「好きな体位とその理由」でわかるセックスの傾向>です。
「セックス・テクニック」なんてヤッてみないと分からない…なんて思っていませんか?しかし、少し話を聞いてみると『男性がどんなセックスをするか」が簡単に分かってしまうんです。今回は、男性のセックスの傾向を「体位」で分類してみます。