無職なのに浪費癖のあるナツコ（あやね遥菜）は、経済的にピンチとなり、ネットで見つけた「便利屋」で急きょ働くことにします。
初仕事は、一戸建てに住むコウジ（有馬芳彦）のもとへの派遣。ドギマギしながら訪問すると、「興味があって呼んだだけだから適当に片付けといて」とあっさり。
夕飯の時にナツコから便利屋で働くことになった経緯を聞いたコウジは、「俺が雇ってあげる」
住み込み、ゴハン付き、時給5000円。なんだこの金持ちは！
「そのかわり、それ相応のサービスは要求するけどね♡」ドキドキドキっ！

　さっそく次の日から働くことになったナツコに、広～い庭掃除を任せ、終わったらお風呂を勧めてくれるコウジ。
なぜか脱衣場にまでついて来てひとしきりからかった後、「来たときからずっと期待してたでしょ？お見通し」と不敵な笑みを浮かべながら、「何してほしいか言ってごらん」と…。
絞り出すように「キス…してほしいです」と言っても、「それだけ？」とドSなご主人様。
しかも、唇にはキスしてくれず、ほっぺや耳から攻め始め、さらにはスルスルっとナツコの服をあっという間に脱がせてしまいます。
そこでおあずけ。ナツコ、ポカーン＆ポツーン。

　そんな寸止め攻撃は毎日続き、おかしくなりそうなナツコに、ある晩寝る前のマッサージをお願いするコウジ。

　ベッドにうつ伏せでマッサージを受けていたコウジが不意に仰向けになり、部屋着の下はノーブラのナツコに「わざとでしょ？やらしい女だな」と冷たく言い放ちながらも、キス。
「もっとしてほしい」と遠慮がちに言うナツコに、「よく言えたね」と濃厚なキスのご褒美。
ここから始まる有馬くんのドS焦らしプレー。これは見ごたえあります！
女優さんが胸の愛撫だけでイッちゃいそうになり、パンツに染みができちゃう気持ちがよく分かります。

「今までもここ、こうやって熱くしてきたの？」
「ごめんなさい」
なんか、これ新しい！

　入れてほしくてたまらなくなって、でも「お願いします」しか言えないナツコを見つめるコウジは、とても優しい顔。ドM炸裂なナツコが愛おしいのです。
バックの体勢で待たせてゆっくりゴムを装着するなど、主従関係を強調するご主人様コウジ。
挿入してからのナツコは、気を失いそうな勢いでイキまくります。
ドM vsドSの激しい戦いを見た気がしました。

　同じ「lesson」でも一徹くんパートは「開発」、有馬くんパートは「調教」と言う言葉がしっくりくるストーリーです。
少し趣は違いますが、一徹くんも有馬くんも、「ファインダーの向こうに君がいた」や「繋いだ手のひらから伝わること」に登場した「セックスの天使」と同じ役目を果たしています。
自分の欲望をこんなにも抑えてまでlessonしてくれる彼氏はなかなかいないでしょうから、本作の「天使」にたっぷり開発・調教されちゃいましょう♪

Text/みぃみぃ