あなたのセックスをもっと楽しくする「ラブライフのAtoZ 2nd stage」。
初回のテーマは「A=愛撫(あいぶ)」
感情を手に乗せて相手に触れる
セックス中の愛撫って、男女問わず、上手な人、下手な人の差がでます。
「彼女のテク、いまいち気持ちよくないんだよな…」と密かに男性に思われるのって、ちょっと切ないと思いません?
せっかくなら、愛撫上手なオンナになって、「ゴッドハンド」と称賛されましょう。
私は、アロマセラピストとして10年以上のキャリアがありまして、プロのセラピストを養成したり、一般の女性にカップルマッサージを指導したりしてきました。
たくさんの女性に「触れること」の基礎をお伝えしていくと、「タッチにその人の感情が宿る」ということに気づきます。
仕事用の施術でも、セックス中の愛撫でも同じです。
むしろ、仕事モードになっている時よりも無防備なプライベートのセックスの方が、顕著に表れます。
ガサツな性格の女性は、ガサツな愛撫。恥ずかしがり屋の女性は、自信なさげな愛撫。
その人の感情が、愛撫を通して丸わかりになるんです。
男性の心を掴む愛撫は、自分の気持ちを穏やかに保ち、相手を思う感情を手に乗せて、触れること。
サービスや技術のクオリティーが求められるプロとは違い、プライベートな恋人同士であれば、技巧に凝った愛撫テクニックのオンパレードよりも、気持ちを込めた丁寧なナデナデの方が、ウケがいいんです。
技巧に凝った愛撫とシンプルだけど気持ちを込めた愛撫は、料理に例えるなら、安いお肉を調味料コテコテで味付けして少しでも美味しくしようとすることと、良質なオーガニック野菜を天然塩で食べるようなもの。
素朴だけど、美味しくて(気持ちよくて)、カラダによさそうな気がする。
そんな、エロス・オーガニックな愛撫こそ、お疲れ気味のニッポン人に、ピッタリだと思います。
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