メディアで使われがちなエロ表現

さて、このように別ジャンルにエロ単語をまぶすことはかなりパワハラかつセクハラとなり大問題だが、時に「誰がウマいこと言えとwwwwww」などとネットでツッコミを受けるエロ単語もある。
それは、アスリートの下半身関連の話題の際の表現である。男性向け週刊誌、夕刊紙などに顕著なのだが、アスリートの不倫やら奔放過ぎる女遊びの際に使われる。以下、実際に使われていないかもしれない例はあるが、「→」以下の状況になった場合、これらのメディアはこう書きたがる。

【野球編】
「夜のスピードスター」→俊足で知られる選手が早漏だった場合
「夜のバットは絶好調」→野球の成績が芳しくない時にこの手の報道が出た場合
「夜のバットも絶好調」→野球の成績が良い時、さらにこの手の報道が出た場合
「夜の三冠王」→三つ股不倫がバレた野球選手の場合
「夜の名采配」→監督が繰り出す性技がことごとく「アァ、イイ!」だった場合

【サッカー編】
「夜のハットトリック」→相手女性が「彼はその晩3回射精をしました」と証言した場合
「夜のファンタジスタ」→MFの華麗なパスを繰り出す選手がエロも上手だった場合
「夜のカテナチオならぬイマラチオ」→堅固な守備(イタリア語では「カテナチオ」)を誇るDFがイマラチオを要求した場合
「夜のダイナモ」→守備的MFで無尽蔵のスタミナを持つ選手が何度も何度もイき、さらに女性とヤり続けた場合

【その他】
「夜のスマッシュが炸裂」→卓球選手による性行為
「夜の寝技も巧みなようだった」→総合格闘技選手や柔道選手による性行為
「夜でも技術点の高さを見せつけた」→ウインタースポーツや体操選手など技術点が伴う競技の選手の場合。

なんでこのような発想になるのかといえば、それは「オッサンメディアの伝統的な表現の伝承」としか言えない。尚美さんの件は非常に気の毒だったが、今度は彼女からもう少し明るいエロ話を聞きたいと思う。

Text/中川淳一郎