他人の結婚生活に口出ししない私が、友人に離婚をすすめたときのこと

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こんにちは、斗比主閲子です。

いきなりですが、友人・知人から結婚や結婚後の家庭生活の愚痴を聞かされたり、アドバイスを求められたりすることってありますよね。

私も時々そういう話を受けることがありますが、基本スタンスとしては他人にああしろこうしろといった推奨はしないようにしています。

自分がしたいように人は動く

というのも、私がどんなアドバイスをしたところで、その人はその人がしたいようにしか行動しないと考えているからというのがあります。

もちろん、愚痴を言ったり、アドバイスを求めたりしているのは、私に何か求めるものがあるのは確かです。
ただ、私の考えは外野の一意見にすぎません。一方で、当事者本人はその問題を始終ひねくり回して考えているものです。あくまで外野にすぎない私がちょっとの時間を費やして提供したアドバイスに、本人が従うといえばそんなことはあまりない。

私に話をするのは、ひねくり回した本人の考えを整理してほしいのだな、誰か聞き手がほしいのだなと、まずは考えるようにしています。

他人の人生の責任は負えない

他人の人生の推奨をしないのには、他人の人生の責任は負えないというのもあります。

当たり前のことですけど、本人の人生は本人のものです。たとえそれが不幸なものであろうとも、他人がどうこう口出しするものではありません。

本人が私の言うことを聞いて何か重大な選択をしたとしても、その結果の責任を私は負うことはできません。せいぜい「あのときはあんなことを言ってごめんね」と謝るぐらいです。

だから、友人にどうしてもお勧めを教えてほしいと言われたら、契約書の免責事項みたいに、「これはあくまで私個人の意見で、どうするかはあなた自身が決めることだからね。私はあなたの人生の責任は取れないから」と言った上で話すようにしています。