美しき妖魔が人間に恋をしたとき、真実の愛が試される『画皮あやかしの恋』

　中国で大ヒットした、短編小説集『聊斎志異』の物語を豪華スターで映画化した“伝奇”ロマンスがついに日本上陸。
中国一のイケメンスターチェン・クンが二つの愛の間で苦悩する主人公を演じ、彼を誘惑する美しい妖魔を『孔子の教え』のジョウ・シュンが熱演。『レッドクリフ』シリーズのヴィッキー・チャオが主人公の妻を演じ、美しい女優二人の演技が観る者を切ない愛の物語に引きずり込みます。
監督は『剣客之恋』のゴードン・チャン。大迫力なアクションと、ミステリアスな展開の連続。そして妖魔の美しさが、主人公だけでなくあなたを虜にします。

　将軍・王生（チェン・クン）は盗賊に捕えられていた美しい女・小唯（ジョウ・シュン）を救う。身寄りのない彼女を故郷へ連れて帰り、妻・佩蓉（ヴィッキー・チャオ）とともに彼女を家に住まわせるが、なんと小唯の正体は人間の姿をしたキツネの妖魔だった。
王生に心を奪われた小唯は妖術で彼を誘惑し、妻の座を奪おうとする。一方、佩蓉は小唯の正体を疑い、王生に相談する。しかし、単に小唯を妬んでいるとしか思われず、信じてもらえない…。果たして、妖魔と人間の妻の間で渦巻く愛の行方は――？

　無理矢理にでも愛を奪おうとする妖魔と、献身的に愛する人を見守る妻。対照的な愛のカタチが描かれており、二人のどうしようもない感情が深くて悲しい愛の物語を盛り立てています。
小唯と佩蓉、あなたはどちらのタイプでしょうか？
妖魔として生まれた悲しい運命を背負いながら、恋をした相手に一途に貫く。とってもキケンな小唯ではありますが、共感してしまう部分があるはずです。
壮大なスケールのアクションを楽しみながら、”真実の愛”について深く考えてみてはいかがでしょうか。