死ぬまでには観ておきたい映画のこと

映像作家としても活動する映画ライター・たけうちんぐさんが、死ぬまでには絶対見ておくべき名作から最新作まで幅広い映画をご紹介します。

死ぬまでには観ておきたい映画のこと
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  •  20年前、あなたはどこで何をしていただろうか。 スコットランドの“奴ら”はドラッグに明け暮れて、欲に溺れていた。 一緒に歳を食った。いつの間にか中年になった。シワも増えて髪の毛も減ったが、決して変わらないものがある。  ここ一年間...
  • 2017.03.24
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  •  こんな経験はないだろうか。 「こんな動画撮ったんだよね」って友人に携帯を見せている時、ふと見られたくない通知が表示されて気まずくなったり。 彼氏と携帯で撮った写真を見せ合いっこしている時、別の男性からLINEが届いたり。見られた方も...
  • 2017.03.17
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  •  世界中どこのヒーロー/ヒロインを探しても、“爆睡中”に活躍するキャラクターはいない。女子高生・森川ココネはまさにそれ。誰もが眠る時に見る夢をモチーフに、その夢と現実とが交差する近未来、というより“近々”未来だ。 あと3年後、東京オ...
  • 2017.03.16
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  •  恋の駆け引きとかそんなレベルじゃない。誰かを愛する時、人はかくも他人を欺き、その愛を得るために自らを偽るものか。 この作品には3回騙される。それも裏の裏、またその裏をかいてくる。メイド、お嬢様、詐欺師。三人が散りばめた“嘘”のパズル...
  • 2017.03.02
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  •  心拍数が上がる。とめどない高揚感に打ちのめされる。一曲終わるごとに拍手をしたくなる。  夢を追う者・恋をする者なら誰もが、それらの条件を満たすセバスチャンとミアの歌声に耳を傾けるに違いない。ああ、この世に映画があってよかった。そん...
  • 2017.02.21
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  •  タイトルからして内向的なメロドラマを想像した。その予想はあっけなく裏切られる。ここで鳴るのはお涙頂戴の壮大なストリングスではなく、まさかの破壊音。“妻を亡くした夫”の物語がここまでやかましく、騒々しいとは。決して一面的に収まらず、...
  • 2017.02.16
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  •  悲しみ、喜び、怒り、歓び。日々ニュースで人を殺めたり、人を楽しませる感情の源はどこにあるのか。その答えが分かっていながらも、愛すべき人を愛することができず、またその愛を上手く伝えられなかったりする。 本作の主人公・ルイの家族もその...
  • 2017.02.09
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  •  上映後、あまりの重厚感にまさに“沈黙”する。 強い信仰心が人を殺め、宗教そのものが疑われるこの時代に、信じることとは一体何かを突き詰める。  今、この作品が世に放たれることに意味を感じざるをえない。神の名の下にライフルを撃ち放つ。...
  • 2017.01.19
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  •  生きている間に人はどれだけ嘘をつき、作り笑いを浮かべるのだろう。そこに自分自身の人生は存在するのだろうか。 京子は寝ても覚めても終わらない悪夢にうなされて、今日も“お芝居”を続けている。 爆笑、吐き気、絶望、陶酔を繰り返す。まるで...
  • 2017.01.14
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  •  本当に恐ろしい。見終わった後、その美しさと危うさのギャップに思わず言葉を失う。 それは怪物や幽霊にも勝っている。女のプライドが立ちはだかる。ジェラシーが入り混じる。そこには、閃光と鮮血に塗れた“悪魔”が誕生しているのだ。  201...
  • 2017.01.07