死ぬまでには観ておきたい映画のこと

映像作家としても活動する映画ライター・たけうちんぐさんが、死ぬまでには絶対見ておくべき名作から最新作まで幅広い映画をご紹介します。

死ぬまでには観ておきたい映画のこと
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人気小説が星野源主演でアニメ映画化!痛々しい作戦で恋は実るか『夜は短し歩けよ乙女』

  •  めくるめく季節を色彩豊かな景色に、たった一夜を一ヶ月にも一年にも変えてしまう。“黒髪の乙女”は振り向くことなく、“先輩”が勝手に永遠を感じるその風景を颯爽と歩いていく。  その感情を覚えると世界が揺らぐのだった。恋愛ファンタジーと...
  • 2017.04.06
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アカデミー賞で話題騒然!孤独な男を唯一照らす月明かり『ムーンライト』

  •  自分探しだったり、自分の居場所を求めて彷徨い続ける人を鼻で笑う人がいるかも知れない。 だが、とことん存在を否定され、家庭でも学校でも行く宛てを失い、孤独に打ちひしがれた人が必死に求めることを、どうか笑わないであげてほしい。  そん...
  • 2017.03.30
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まさかの20年ぶり続編!裏切り者が帰ってきた『T2 トレインスポッティング』

  •  20年前、あなたはどこで何をしていただろうか。 スコットランドの“奴ら”はドラッグに明け暮れて、欲に溺れていた。 一緒に歳を食った。いつの間にか中年になった。シワも増えて髪の毛も減ったが、決して変わらないものがある。  ここ一年間...
  • 2017.03.24
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あなたのスマホ、人に見せられますか?仲良し男女7人が秘密の暴露で崩壊する『おとなの事情』

  •  こんな経験はないだろうか。 「こんな動画撮ったんだよね」って友人に携帯を見せている時、ふと見られたくない通知が表示されて気まずくなったり。 彼氏と携帯で撮った写真を見せ合いっこしている時、別の男性からLINEが届いたり。見られた方も...
  • 2017.03.17
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ヒロインはいつも爆睡中?夢と現実をまたぐ父と娘の愛『ひるね姫~知らないワタシの物語~』

  •  世界中どこのヒーロー/ヒロインを探しても、“爆睡中”に活躍するキャラクターはいない。女子高生・森川ココネはまさにそれ。誰もが眠る時に見る夢をモチーフに、その夢と現実とが交差する近未来、というより“近々”未来だ。 あと3年後、東京オ...
  • 2017.03.16
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パク・チャヌク監督が帰ってきた!愛の罪深さをあぶり出す『お嬢さん』

  •  恋の駆け引きとかそんなレベルじゃない。誰かを愛する時、人はかくも他人を欺き、その愛を得るために自らを偽るものか。 この作品には3回騙される。それも裏の裏、またその裏をかいてくる。メイド、お嬢様、詐欺師。三人が散りばめた“嘘”のパズル...
  • 2017.03.02
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ああ、この世に映画があってよかった『ラ・ラ・ランド』夢追い人達のミュージカル

  •  心拍数が上がる。とめどない高揚感に打ちのめされる。一曲終わるごとに拍手をしたくなる。  夢を追う者・恋をする者なら誰もが、それらの条件を満たすセバスチャンとミアの歌声に耳を傾けるに違いない。ああ、この世に映画があってよかった。そん...
  • 2017.02.21
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妻の死後、泣けない夫は物を壊し続けた『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』

  •  タイトルからして内向的なメロドラマを想像した。その予想はあっけなく裏切られる。ここで鳴るのはお涙頂戴の壮大なストリングスではなく、まさかの破壊音。“妻を亡くした夫”の物語がここまでやかましく、騒々しいとは。決して一面的に収まらず、...
  • 2017.02.16
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グザヴィエ・ドラン最新作!「もうすぐ死ぬ」と告げる主人公と家族『たかが世界の終わり』

  •  悲しみ、喜び、怒り、歓び。日々ニュースで人を殺めたり、人を楽しませる感情の源はどこにあるのか。その答えが分かっていながらも、愛すべき人を愛することができず、またその愛を上手く伝えられなかったりする。 本作の主人公・ルイの家族もその...
  • 2017.02.09
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あまりの重厚感にまさに“沈黙”する…日本人俳優が集結した『沈黙―サイレンス―』

  •  上映後、あまりの重厚感にまさに“沈黙”する。 強い信仰心が人を殺め、宗教そのものが疑われるこの時代に、信じることとは一体何かを突き詰める。  今、この作品が世に放たれることに意味を感じざるをえない。神の名の下にライフルを撃ち放つ。...
  • 2017.01.19