岩倉さんの画像

 まずは相手の過失を待ってください。待ち合わせに遅刻、デートをドタキャン、そんな過失を犯したら「貸し」として認識させ、そこで「もー!今日のご飯はおごってよね!」とキメましょう。

 難癖つけるチンピラかよ?とも感じますが、関係が築けているならこれも立派なコミュニケーションですし、相手が善良な人なら贖罪の機会を欲していると思うのでかえって好都合なのです。(たぶん)

 そして「なに食べたい?」って流れになったら「お寿司!」でフィニッシュ。相手は「高そう」と怯むと思いますが、「すしざんまい行こう!」と笑いかければ、カウンター寿司を覚悟してた場合、安堵からあなたの好感度が上がるし寿司も食えるし一石二鳥。

 好感度アップの手応えがなかった場合は、「じゃあデザートは私がおごるね」とタリーズでアイスをおごって好感度の帳尻をあわせましょう。イカが好きです。
(岩倉)

石島さんの画像

 大学生のアルバイトに聞いたんですが、最近の大学生はインスタのストーリーからデートに誘うらしいですよ。狙ってる子がお店の動画をあげてたら「そこ気になってた〜」なんてDMして、「え、じゃあ今度行こうよ〜」つって自然な流れで飲みにいけるらしい。いいな!それ!

 ということで、実際にインスタのストーリーに投稿してみました。ストレートな物乞いです。

石島さんの寿司画像

 ドキドキしながらDMを待った結果…知らないおじさんから「奢ってあげたい」というメッセージをいただきました。

 うん……とりあえずハートマークだけ送ってお茶を濁したんですが、まあこれが今回の正解じゃないですかね。どうですか。ぜひご活用くださいね。えんがわが好きです。
(石島)

橋本さんの画像

 マッチングアプリで知り合った相手前提で話を進めますね。

 寿司屋に行くのは簡単です。メッセージを重ねていくと相手は高確率で「好きな食べ物」を聞いてきます。なぜなら、好きな食べ物を餌にしてこっちと会おう(そしてあわよくばセックスしよう)と誘うつもりだから。お寿司屋に行くのは大したことじゃないんですよ、きっと…。

 問題は奢ってもらうことですよね。奢ってくれる人は年下でも奢ってくれますが、奢ってくれない人は高収入だろうが10歳年上だろうが奢ってくれません。

 前に同僚(not AM編集部)に「おごってもらうにはどうしたらいいか」と相談したところ、会計の際に「2,000円ちょうだい」などと言われたら「え〜私そんなん言われたの初めて〜」と猫なで声で相手の目を見つめてから、「じゃあね〜♡」と置いて帰ると言ってました。強い。

 でもそんなん無理じゃ〜って人は、「明後日誕生日で◯歳になるの〜」と誕生日アピールしたら奢ってもらえるんじゃないでしょうか。ネギトロ軍艦が好きです。
(橋本)

次回は <意外と難しい「ものすごく自然にふたりきりで飲みにいく方法」>です。
好きな人と距離を詰めるためにふたりきりで飲みにいきたい。でも、自意識とか、交友関係のしがらみとかで、「ふたりきりで」ってなると意外と難しい。別に超難問ってわけじゃないし大問題でもないけど、日常ってこんな問題の積み重ねですよね。よし、この連載でいっこいっこ解決してこ!