「SNSの可愛い子を見て病む…」それより美の基準が中学生並なことが気になります

鏡を見る女性の画像by Darius Bashar

自分の見た目ばかり執着してしまう自分が嫌

整形したい、しなければという焦りで苦しいです。SNSを見ていると、とても可愛い女の子の自撮り写真が溢れています。いわゆる美容アカや整形アカです。その子たちを見ていると、世の中には芸能人でなくてもこんなに可愛い子が溢れているんだと思うし、つい自分と比べてしまいます。夫や家族、友人など周りの人は私を褒めてくれるし誰かと比べるような発言をするわけではないのに、褒められるたびに「本当は思ってないくせに」と勝手に僻んでしまい、愛のある言葉を素直に受け取ることができません。
実は10年前にプチ整形をし、特にバレることもなく自分でも満足していました。しかし今になってまた整形欲がわきあがり、しかも今度はネット上のたくさんの人と自分を比べてしまっているのでいつ満足できるのか不安です。10年前は誰の顔になりたいとかそういうのは全くなく、自分のここがこうなれば良いのにという気持ちだけでした。自分に対する絶対評価しかしていませんでした。
他人からすると馬鹿らしいとはわかっていても「実物も知らない人のネット上の写真ほど可愛くない」という事実だけで幸せを感じられません。言いだしたらキリがない「綺麗にならなければ」という焦りとどう向き合えば良いのでしょうか。(30歳・女性)

整形が問題ではない

まずもって美容整形自体、私は悪いことだとは思っていません。人はそれぞれコンプレックスがあって、それを取り除くことで心が晴れるならば、美容整形自体は何の問題もないと思っています。人生は不平等です。顔の造作も不平等です。かわいく生まれついたらラッキーですが、そうでない人が挽回するチャンスをもらえないというのは酷だと思います。

だから、整形して綺麗になることで心が自由になるならばどんどんすれば良いと思います。ただし、そこから一生メンテナンスをするという覚悟は必要ですが。

あなたの相談文を読んで、私は美容整形が問題だとは思いませんでした。私が一番気になったのはあなたがJCやJK並みのリテラシーでSNSを使っているということです。本当に30歳の成熟した女性の考えることなのだろうかと驚きました。なのでまずはSNSをやめた方が良いと思います。

美の多様性

私が美について語るというのは大変おこがましいことであると承知していますが、そんな私から見ても、あなたの考える美の基準は中学生とか高校生並みです。ものすごく限定的で、ものすごく表面的で、こんなことを言っていいのかわかりませんが、知性というものが感じられません。

あなたの考えている美の基準だと、おそらく美のピークは10代20代で以後は確実に下降線です。もしあなたの美学に従うのなら、30代になったあなたは生きている価値がないということになります。本当にそれで良いのですか? 美しさってそんなに単調なものなのでしょうか?