寛容は他人のためならず

あなたの文章で気になった点があります。「こんな状態で次の恋に踏み切るのはその人に失礼な気がしてしまいますし、私自身、そんな自分を許せないような気がします。」という文章にあなたの性格が凝縮されているように私は思いました。あなたはその生真面目さを無意識に相手にも求めているような気がします。

その証拠にあなたは別れた相手に別れの理由を詳細に聞こうとしていました。彼の最初の説明で私は十分に感じました。あなたには物足りなかったのかもしれませんが、ちゃんと会って理由を説明をしてくれたのです。あなたに対するリスペクトはあったと思います。

私はそれだけで御の字だと思います。後は察しましょうよ。結婚してたわけじゃ無いんだから。契約じゃないんです。あなたの生真面目さはこれから先に訪れるであろう不条理に向き合った時にあなたの足を止めてしまうように思えます。

20代の頃は私もそうで、そこから段々自分に優しく、人に優しくなっていきました。そうでないと自分が生き易くないから。まだ23歳のあなたは少し意固地で昔の私とよく似ています。

彼を許すことで次のステップへ

今回は彼を許してください。そして自分を責めるのをやめてください。それは自分を甘やかすことと違います。基本的な礼儀や好奇心や思い遣りを忘れず大事にしていれば、後は巡り合わせの問題です。

あまり突き詰めすぎると顔に出ます。そんな顔した人に出会いはやってこないと私は思います。ニッコリ笑いながら、礼儀正しく、前を向いて歩いて生きていたら良いことが必ずおきます。彼を忘れる努力をしながら少しずつ次に進みましょう。

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