恋愛ではなくファンタジー

あなたの相談文中で1点気になったことがあります。13歳年下の「オネエ男子」の描写で「子犬みたいに無邪気です」というところがありました。

「オネエ」に対して、自分に正直でピュアな人というイメージを持ってくださっている人が多いのは事実です。でも、それは同時に相手をバカにしているとも受け取れます。「オネエ」も人間なので、良い面も悪い面もあります。あなたの好きな「オネエ男子」も28歳だったらもう成熟しているのです。良いことも悪いことも普通なら散々してきています。

「子犬のように無邪気」や「女の子」という表現はまるで、ずっと「オネエ男子」に無邪気なペットのように私を癒してほしいとか、子供のままでいてほしい、と言っているようです。

私が28歳の時にそういう扱いを受けたらキレています。今でもたまに動物扱いしてくる客にはキレる44歳です。だから、あなたの「オネエ男子」に対する好きという感覚については恋愛とかそういうのではなく、癒しやファンタジーの領域だと私は思っています。

最後に「あなたのことを女の子として好きみたいなんだ」は、リアルを生きている「オネエ男子君」には言わない方が良いと思います。言わない方がこの先もずっとあなたはファンタジーを楽しめるでしょう。

玉砕覚悟でも言いたいというなら止めません。その代わり「オネエ男子」が拒絶しても絶対に恨まないでください。勝手に好きになったのはあなたなのですから。これはあなただけでなく恋愛をする人全般に言えることです。

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