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  • 2017.02.22

「だから結婚できないんだよ」は外野の妄言!未婚のアラサーを取り巻く呪いの言葉

「婚活」この言葉が持つ意味は、周りの友達から「貴女の性格」などの「結婚に適してないであろう部分」を勝手に分析されることを意味するのかもしれません。そこで、婚活に関する呪いの言葉・妄言に惑わされずに、突き進んでみませんか?

 独身アラサー女性は、本人にその気があろうとなかろうと、周囲から恋愛市場に立っているとみなされる。

 その上で、各方面から好き勝手言われるのだ。容赦無く値踏みされ、ときにはあらを探され、結婚できない理由探しをされるのは、正直たまったもんじゃない。

「だから結婚できないんだよ」の呪縛

うろんちゃん 恋愛道場 婚活

 婚活中、たくさんの人たちから“うろんちゃんが結婚できない理由”を挙げられた。
理想が高い、可愛げがない、理屈っぽい、ガサツで家庭的ではない。結局は恋愛をしたいと思っているから結婚が出来ない。結婚に夢を見ているから結婚出来ない。婚活に躍起になっている女性が魅力的に見えるはずないから結婚できない…と。

 それらすべてに「そうかもね」と笑って返すことしか出来なかった。
確かに、正直全部当てはまっている気がしたし、なにしろ事実、独身で婚活中なのだから何も反論出来なかった。

 しかしながら、それはとてもとても辛かった。なにくそと思って泣いていた。
だって、結婚出来ない理由をいくら並べられても、こうすれば必ず結婚できる! という模範解答がないのと同じで、こうだから結婚できない! という明確な理由なんてないじゃないか。

 だから、「そうかもね」と、とりあえず笑って流して、家に帰ってから夜な夜な1人で「絶対絶対、大好きな人と周囲の人たちから祝福される結婚をするぞ」と泣きながら机に向かい、自分にとってのストライクゾーンの洗い出しに励むしかなかった。時には枕を殴ったりもした。

「未婚・アラサー女性」と一括りにしないで

 この手のダメ出しは、そもそも結婚したいと思っていない独身女性にも降りかかる。
「年齢考えて? もっとしっかり婚活したほうがいいよ!」と勝手にアドバイスされたり、そうかと思えば、別に頑なに結婚しないぞ! と心に決めているわけでもないのに「◯ちゃんは仕事楽しくって、結婚願望ないもんね〜」などと勝手に決めつけられたりする。

 挙句、「言われるうちが花」などと変な慰めを受け、アドバイスを甘んじて受け入れるしかない立ち位置に持っていかれるのだ。
独身・彼氏なしのアラサー女子は、決して放っておいてはもらえないし、油断すると、不倫市場に引き込まれる女子も出てくる。アラサー独身女の道、ちょっと過酷過ぎやしないか?

 かといって、婚活に精を出しても当然ダメ出しが入る。
「あの学校に入りたいから勉強する」「仕事が欲しいから就活する」はスタンダードだったはずなのに、「結婚したいから婚活を頑張る」と、頑張っても頑張っても「“婚活”をはじめる時点で手遅れ。普通の人は、婚活なんかしなくても26歳くらいまでには結婚してる」などという言葉で思い切り殴られることになる。

 何だよ本当に。花と言ったり手遅れと言ったり、まわりは実に身勝手で、独身アラサー女子は言われたい放題だ。

婚活は値踏み地獄

 出会いがないと嘆くのは甘えだと自分に言い聞かせ、必死で合コンに参加すれば、自分より若くて可愛い女の子たちの前でどんどん自信をなくして卑屈になっていく。

 婚活中はまるで、戦場の最前線に立つ足軽のような気持ちだった。世は婚活戦国時代。出会った異性を値踏みし、当然こちらも値踏みされる。「みんな違ってみんないい」や「世界にひとつだけの花」といったハートフルな世界からかけ離れた、殺伐とした争いである。

 顔面偏差値、若さ、スペック、30歳を過ぎて独身の人にマトモな人は残ってないという呪いの格言。値踏みの要素はたくさんある。
そんな中で数ある値踏み要素に惑わされないための唯一の手段は、己の中にハッキリとしたストライクゾーンを持つことだと思った。いいんです、もう。値踏みされることは確かにすごく嫌な気持ちだけど、わたしはたった1人、ストライクゾーンに立つたった一人にめぐりあい、愛し愛されて生きていくんだから。金子みすゞとスマップと、小沢健二を忘れないで。

 わたしは今も、理想が高く、可愛げがなく、理屈っぽく、ガサツで家庭的でない。恋した相手と結婚したし、夢を見るのが大好きで現実をしっかり見極めているとは言い難い。しかも、婚活に躍起になっていたからこそ、オットに出会えた。外野のアドバイスは本当にアテにならない。

 約30年生きて、働いて、ときに恋をして、泣いて笑って生きてきた。子供を産むか否か、これからの10年が別れ道になるといっても過言ではないし、結婚や出産は女の人生を大きく変化させる。大いに悩み、自分にとっての幸せを考えていきたい。

 これからも外野の妄言は、「そうかもね」と笑って受け流していくつもりである。

Text/うろんちゃん

次回は <離婚しない自信なんてあるわけないよ? 新婚ホヤホヤ女子、ドラマ「最高の離婚」を観る>です。
自分が離婚しない自信なんて持っていないといううろんちゃん。新婚早々、同居を始めたばかりの夫に視聴をすすめているのはドラマ「最高の離婚」だそう。人気放送中のドラマ「カルテット」と同じ脚本家が描く本作が気づかせてくれる、「夫婦」という家族の特殊なあり方とは?

ライタープロフィール

うろんちゃん
元メンヘラ、元婚活ポエマー、既婚29歳(婚活卒業しました)
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