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  • 2017.01.11

付き合う前にセックスしても傷つかない人と傷つく人

「付き合う前のセックスはしてはいけない」というのが恋愛の定説。だけど、うろんちゃんに言わせれば「見返りを求めてセックスするなら、やめときなさい」とのこと。そんな考えのうろんちゃんが提示するのは、“賭け”としての付き合う前のセックス。幸せを得るために負うべきリスクについて見つめなおしてみませんか?

うろんちゃん 恋愛道場 メンヘラ 破壊願望

 伝家の宝刀のごとく言い伝えられている、恋愛における定説がある。「付き合いたいと思っている男と、付き合う前にセックスをしてはいけない。なぜならセックスはすべての男の最終目的だから、それを得てしまった男は逃げていく」というやつだ。もうね、わたしは叫びたい。「すべての男の最終目的がセックスって、そんなロマンのかけらもないことがあるかよ!!!!」と。

 しかしながらわたしだって、「付き合いたいと思っている男性と付き合う前にセックスしてもいいのか?」 という問いには、ノーと答える。正確には「セックスしたいならしていいけど、何らかの見返りを求めてセックスするなら、やめときなさい」と言いたい。
 見返りとはすなわち、セックスしたんだから好きになってくれるとか、セックスしたんだから彼女にしてくれるとか、セックスしたんだから結婚してくれるとか、そういう下心のことである。セックスしたくてセックスする! なら、オッケーだ。

付き合う前にセックスしない方がいい人

 なぜ見返りを求めてはいけないのかというと、それが得られなかったときに自分が傷ついてしまうから。涙の数だけ強くなれるとか、傷ついた分だけ愛を知るとかいうけれど、大人は、極力自分が傷つかないように努力すべきだと思っている。特に恋愛に関しては、女性は傷ついた分だけ自信を失っていくものではないだろうか。成功体験を積み重ねて自信を育むことは、幸せな恋愛をするために重要な要素だ。

 不幸を避け、自分を幸せへと導くのは、自分だけであると忘れてはいけない。

 これは別に、セックスした相手と付き合えないことは不幸である! と言っているのではない。だから、特に不幸と感じない人はどんどんしていいと思う。それを不幸だと感じる人はやめておいてほしいと思うのだ。

 恋愛において、“幸せになる”と聞くと“男性に幸せにしてもらう”というイメージが強いように思うが、それは違う。実際、自分を幸せにできるのは自分だけだし、不幸にするのだって自分だ。
例えば、不幸な恋に身をやつしていたとしても、その不幸な恋を選びとったのは自分だ。幸せの定義も不幸の定義も、自分で決めること。そのどちらかを選び取るのもまた、自分自身に他ならない。

付き合う前のセックスは“賭け”である

 もちろんこの世には、セックスから始まる恋愛だってゴロゴロある。
とくに、お互い好きなのに友達期間が長くて今一歩踏み出せない場合、「最後のひと押しセックス」は非常に有効なケースが多い。ただこれも、勝率が高めではあるが賭けであることには違いない。なぜ勝率が高いかと言えば、恋愛のストライクゾーンに当てはまるからだろうと、わたしは思っている。以前も書いたことがあるが、わたしの言う恋愛におけるストライクゾーンとは“生理的に好き”“理性的に好き”“相手が自分のことを好き”の3つを満たしたゾーンのことである。

 友達期間が長いということは性格や価値観が合い、一緒にいて居心地の良い相手であるということ。これは“理性的に好き”が満たされていると言って良い。さらに、相手が自分のことを好きであるのなら、ストライクゾーンの残すところは“生理的に好き”の項目だけである。長年友達であったが故に、顔や体臭の良し悪しが麻痺してわからないのであれば、あとはセックスで答え合わせをすることになる。セックスもよろしいとくれば“生理的に好き”もクリアすることができ、ストライクゾーンに見事ハマるということだ。セックスしてみて、やっぱり無理! となるならストライクゾーン外ということに落ち着く。

 ただ鍵になるのは相手が、“自分のことを好き”かどうかである。こればかりは推測することしかできないので、希望的観測で賭けを行うことになる。だからこそ、それが“賭けである”ということをしっかり自覚した上で実行に移すべきだと、わたしは思う。リスクを取りに行っていると自覚を持っておかねばならない。

幸せとリスクは必ずセットでやってくる

 わたしの場合は初デートの時点で、付き合う前のセックスなんてありえない! と豪語するうえに、さらに付き合ってくださいと言われても「付き合ってすぐセックスとか無理だけど、それでも大丈夫?」と確認する程の重い女である。通常の男なら早々に挫けそうなもんだが、挫けずに口説いてくれる男も稀に存在するのだ。しかし、ここまでしても絶対に絶対に傷つかない保証なんてもちろんない。幸せとリスクは必ずセットである。交通事故に遭いたくないからと家から出ずに生活をするように、傷つきたくないなら恋をしないでいるしかない。リスクを選びとったのは自分なのだから、自分の責任である。

“恋は命懸け”とわたしはよく言っているのだが、それは幸せとリスクは必ずセットだという意味だ。幸せを掴みにいくためには、そこに孕むリスクも含めて覚悟をしなければならない。
別に、全ての男の最終目的がセックスだなんてことはないと思うし、正直セックスしたか否かで付き合えるか付き合えないかが変わるとも思えない。セックスしても付き合えなかった人とは、たとえセックスしていなかったとしても、付き合えなかったと思った方がいい。
だから、交際前にセックスをするならそれが賭けであることを自覚し、自分の責任で実行すべきだと思っている。
自分を幸せな恋愛に導くことができるのは、自分だけなのだから。


Text/うろんちゃん

次回は <婚約指輪の値段で、母親がマウンティングしてきたら…世にも奇妙な母と娘の関係>です。
年末年始の帰省で「爆弾」を投下された読者の方、多かったのではないでしょうか?そう、「いつ結婚するの?」という爆弾を…。そこで、今回は母と娘という性別上は同じながらもどうしても分かり合えない2人の間にある壁と、その対処法についての紹介です。

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ライタープロフィール

うろんちゃん
元メンヘラ、元婚活ポエマー、既婚29歳(婚活卒業しました)

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