その「男ウケ」本当にウケてますか?私がゆるふわ巻き髪を捨てた日

「自分のストライクゾーンを知る

恋愛におけるストライクゾーンとは、いかなる範囲だと思いますか? わたしは、“生理的に好き”“理性的に好き”“相手が自分のことを好いてくれている”という三つの要素が重なり合ったところを、ストライクゾーンと呼んでいる。

“生理的に好き”とは、その人の匂いが好ましいか、手を繋いだ感じがしっくりくるか、外見が好きかで判断できる。中でも、外見は、出会ってすぐ判断できる唯一の要素であり、外見が好きということは、“生理的に好き”に直結する。 つまり、外見は恋において、非常に大切な要素なのだ。

見た目でジャッジはダメなのか

婚活中、わたしは山ほど恋愛指南本や婚活指南本を読んだが、そのほとんどに“男性を外見で判断してはいけない”と書かれてあった。もちろん、ただ見た目がタイプなだけで舞い上がるのは恋ではないと思う。だけど、見た目がどうしても受け入れられない異性のことを好きになろうと努力するのは、なかなか困難で効率が悪い。

これは、逆の立場でも同じことが言える。わたしは、相手にとって自分の外見がタイプかどうかを、かなり気にする。外見の好みはわかりやすい判断基準な上に、余程のことがない限り大きく変化しないので、そこに価値を見いだしてくれる相手には大切にしてもらえるというわけだ。褒められることが大好きなわたしは、可愛いね♡ と言ってもらえるだけで、とても幸せになれる。これは大事なことだと思う。

また、第一印象の見た目を小綺麗にしておくことは、恋の始まりにおいてかなり重要だ。これは顔の造形の話ではない。きちんとお化粧を施し、日頃から体型キープに気を配り、髪のケアに手間をかけ、身だしなみを小綺麗にしておくこと。そして笑顔で、あくまでも自然に感じよく接すること。つまり外見とは、表情や動きを含めた、総合的な視覚情報のことなのだ。