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  • 2016.12.21

その「男ウケ」本当にウケてますか?私がゆるふわ巻き髪を捨てた日

「モテること」「男ウケ」を気にしてつやつやのロングヘアーを維持しようとしてはいませんか?あなたが買ったその総レースの白ワンピースで、釣れる男性はあなたの好みのタイプドンピシャですか?サブカル塩顔男と付き合いたいのに、商社マンばかりと連絡先交換していませんか?

「自分のストライクゾーンを知る

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 恋愛におけるストライクゾーンとは、いかなる範囲だと思いますか? わたしは、“生理的に好き”“理性的に好き”“相手が自分のことを好いてくれている”という三つの要素が重なり合ったところを、ストライクゾーンと呼んでいる。

 “生理的に好き”とは、その人の匂いが好ましいか、手を繋いだ感じがしっくりくるか、外見が好きかで判断できる。中でも、外見は、出会ってすぐ判断できる唯一の要素であり、外見が好きということは、“生理的に好き”に直結する。 つまり、外見は恋において、非常に大切な要素なのだ。

見た目でジャッジはダメなのか

 婚活中、わたしは山ほど恋愛指南本や婚活指南本を読んだが、そのほとんどに“男性を外見で判断してはいけない”と書かれてあった。もちろん、ただ見た目がタイプなだけで舞い上がるのは恋ではないと思う。だけど、見た目がどうしても受け入れられない異性のことを好きになろうと努力するのは、なかなか困難で効率が悪い。

 これは、逆の立場でも同じことが言える。わたしは、相手にとって自分の外見がタイプかどうかを、かなり気にする。外見の好みはわかりやすい判断基準な上に、余程のことがない限り大きく変化しないので、そこに価値を見いだしてくれる相手には大切にしてもらえるというわけだ。褒められることが大好きなわたしは、可愛いね♡ と言ってもらえるだけで、とても幸せになれる。これは大事なことだと思う。

 また、第一印象の見た目を小綺麗にしておくことは、恋の始まりにおいてかなり重要だ。これは顔の造形の話ではない。きちんとお化粧を施し、日頃から体型キープに気を配り、髪のケアに手間をかけ、身だしなみを小綺麗にしておくこと。そして笑顔で、あくまでも自然に感じよく接すること。つまり外見とは、表情や動きを含めた、総合的な視覚情報のことなのだ。

 

「モテ系ファッション」という強迫観念

 かつて私は、男ウケのためにはモテ系ファッションを着なければならないと、ほとんど脅迫的に思い込んでいた。ファッションだけでなく、相手に話を合わせ、イケてる女子に見られるように気を配りまくっていた。
モテ系ファッションは、とくに自己主張がなく、相手が勝手に「自分にとって都合のいい女性像」を当てはめてくれるので、確かに楽である。

 しかし、わたしはモテ系ファッションを極めた結果、需要と供給の不一致問題にぶち当たることとなった。そう、需要と供給の不一致! これこそ、婚活における非常に難しい課題だと思う。

 要は、タイプではない男性ばかりが言い寄ってきてくれる状況に陥ったのだ。例えば、わたしは地元のいつメンと毎週のように飲み、男女ともに友達が多く、週末にはフットサルを嗜むようなイケイケな男性から好意を持たれることが多かった。だが残念ながら、わたしはこういった男性が全くもって好みではない。好みでないというより、話すと緊張するし、とにかく合わないのだ。

 好意を持って頂けることは有り難く、どうにかわたしも気持ちに応えたい! と思うものの、デートを重ねるうちに、相手が想定しているわたし像と実物のわたしの間に歴然と差が出てくる。

 結果、本当はテレビを持ってさえいないのに、デート相手が好きなテレビ番組を「わたしも好きでよく観ている」と嘘をついたり、全く興味のないサッカー観戦のデートへ赴いて日焼けに泣いたりすることになる。挙げ句の果てには、3回目のデートで「もっとおしとやかな女性だと思った」などと言われて、そのままフェードアウトされたこともある。なんとか告白してもらっても、相手が抱いているわたしのイメージが実際のわたしと違うことは明らかな上、そもそも相手がタイプじゃないから結局お断りをしてしまう…。わたしって何様なんだろう? せっかく告白してもらったのに、なんて贅沢なんだろう? このままじゃ一生結婚出来ないかもと、ひとり寝る前に泣いていた。

 たかが服装、されど服装。見た目が与えるイメージは絶大なのだ。モテ系コーデで誤った宣伝効果をもたらすことは、需要と供給の不一致を助長させていると気がついた。例えば、石原さとみちゃんが好きな男もいれば、木村カエラちゃんが好きな男もいるし、黒木メイサちゃんが好きな男もいれば、蒼井優ちゃんが好きな男もいる。いや、もちろん全員むちゃくちゃに美人であるが、それは一旦置いておこう。要は、自分がモテたい相手に照準を定めるべきということである。誰にだって絶対、好みはあるはずだ。その為にも、先に挙げた自分のストライクゾーンを明確にする必要がある。

 

白ワンピを捨てた日

 例えば、わたしは所謂サブカル系の男性が好きだ。地元のいつメンと毎週のように飲み、男女ともに友達が多く、週末にはフットサルを嗜むような男性ではなく、さほど飲み会に積極的でなく、基本的に家と職場の往復で日々を過ごし、友達も少なく、なんだか訳のわからない音楽を一人で聴き、なんだか訳のわからない本を一人で読んでいるような男性が好きだ。これらは“理性的に好き”な項目である。加えて、“生理的に好き”な項目としては、無印良品のカタログに出てきそうな外見の男性が好みと言えばわかりやすいと思う。

 では、そういう男性は一体どんな女性が好みなのかと考えた。そして周囲を観察して考察した結果、彼らが好むのはだいたい青文字系のオシャレ女子だろうという結論に至った。わたしはどちらかといえばコンサバ寄りの顔だちで、自分で言うのもアレだが、王道モテ系の服装や髪型は結構ハマる。しかしそれは、わたしが狙いを定めたい男性たちからは敬遠されがちな女性像ではないだろうか。それならば、自分が好きでもないコンサバなモテ系コーデをする必要は一切ないのだと気付き、婚活用に用意していた白ワンピ、透けたブラウスとタイトスカートのセットを思い切って捨てた。そして、ゆるふわ巻き髪にしていたロングの髪をバッサリ切って、ショートカットにした。

 恋において外見は大事である。婚活は、モテたい! と思うたった一人の人からモテれば成功だ。そのためには自分のストライクゾーンを明確にして、傾向と対策を練ること。そして、自分を信じて絶対に諦めないこと。そうすればあとは、ストライクゾーンに球がきたときに、バットを全力で振るだけだ。

Text/うろんちゃん

次回は <彼の愛を試して試して試しまくって自爆する わたしがメンヘラだった頃>です。
少しでも心が不安定だったりすれば「メンヘラ」と呼べてしまう昨今。そんな状況に苦言を呈するうろんちゃんも、元はコテコテのメンヘラだったそう。連載第4回目は、リストカット以外のことは一通りやったといううろんちゃんによるメンヘラ分析と、彼女がメンヘラ的状況から脱したいと誓った経験についてです。

ライタープロフィール

うろんちゃん
元メンヘラ、元婚活ポエマー、既婚29歳(婚活卒業しました)
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