元カレ全員から連絡が来る美女

 それにしても、だ。風俗代請求男は衝撃的だったものの、「恋がもう出来ない」なんて言うちささんがどうも気になる。なぜそんな風になってしまったんだろうか?

「私、元カレから別れた後に連絡が来るんだよね。今まで付き合った人全員。こいつだったらまた遊べるんじゃないかみたいに思われてるんだと思う。キープされてるのかもしれない」

 出た、キープ。まみこさんも気にしていた、キープ!
なんとなく、30代独身女性のキーワードが見えてきた。それは、“キープされてるんじゃないか”という不安。
つまりそれは、「この年齢の、つまりこの条件の私を本命として扱ってくれる人は居ないのではないか」という不安。まみこさんもちささんもこんなにもいい女なのに、ただ年齢がいっているというだけで、その不安から逃れられていない。
そりゃそうだろう。自分たちが“崖っぷち”であるという自覚とともに、自分たちを対象とする男たちもまた“崖っぷち”であるという当たり前のことを、充分に知っている。そんな人たちが、愚直に自分だけを真剣に相手にしてくれているとは、簡単には信じられない。

 いやもっと言うと、男性以上に女性の方が若さを重要視されるからこそ、ハンデがデカイのを知っている。それは、“若い方がかわいい”なんていうおっさんが言うような意味の若さではなくて、“若い子にある柔軟さや素直さを持っていない自分”を自覚している。自分自信の条件の悪さを知っている。だからこそ、出てきてしまう、不安。

「これから先、私に対して本気度高めな男と会うこととかあるのかなあ?」

 決して暗めではなく、明るく笑いながらちささんは言う。

 “恋を忘れてしまった女”そんなちささんの鎧が本当の意味で外れたのは、宴が始まって3時間ほど経ってからだった。それまで、自分のことは出来るだけ語らずまわりを盛り上げてばかりだったちささんが、口を開いた。
そこで見えてきたのは、“恋を忘れてしまった女”なんかではなく、
“元カレに恋をし続けている女”そのものであった。

 次回、“自称恋をしていない女”に「お前は絶賛恋をしやがってんだよ!」と詰めてみたら、涙なしには聞けない「既婚者となった元カレとの切ることもできない関係」が見えてきた。
あけてはいけないパンドラの箱には、有象無象が入っている…。
街ゆく人のリアルな恋バナが、ここにある…。宴はまだまだ止まらない!
そして次回のナンパは、8月10日に決行決定!タダ酒を飲みたい諸君よ町で会おう!
≫本能で恋をしよう≪

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