ヤリチンクソ野郎に気分だけ良くしてもらい狂わされない方法/山田玲司の男子更衣室へようこそ

既婚者からの熱烈なアプローチを断れない
(アイルー・23歳・宮崎)

Q.
いつも山田さんの連載を楽しみに読んでおります。

私は今年から社会人となり、先日、研修を通して知り合った32歳の既婚者から熱烈なアプローチを受けるようになりました。一度だけランチを食べに行き、その際に「ひと目見た時から気に入っていた。自分自身、異性の好みが幅狭く関わりたいと思う女性が少ない中、君は大人びていて話も楽しい。好きだ」と言われ、率直に体の関係を結びたいとも言われました。

まず独身でなければ私は相手にしないし、なにより私には年上の恋人がいるため無理だときっぱり告げました。相手も理解してくれましたが、別れ際に軽くキスをされ、その後もLINEのやり取りの中で「好きである気持ちは本当だし、ただそれだけ知っておいてほしい」や、好きや可愛いなどと言ってきます。

その方は結婚して3年目で、これはただの息抜きであることや、不倫という自分や相手の家庭を考えない行為は絶対にありえない、ということも頭でしっかり理解しています。また私は恋人のことが本当に好きでなんの不満もなく、将来は結婚したいとぼんやり思っているので、関係を結ぶことは無いとはっきり言えます。

しかし私自身、その方がとても好みだと思っていたこともあって、正直、好きや可愛いと言われて喜んでいる自分がいます。
その方は離婚をするつもりなんてさらさら無く、私も恋人と別れるつもりはない、と頭では十分に分かっていますが、私に恋人がいなかったらきっと関係を結んでいたと思います。

頭では分かっていてもそんなふうに思う自分がいることも嫌になり、こんな気持ちのまま恋人と会うのはとても心苦しいと葛藤しています。今でも恋人に対する思いは一ミリも変わっていません。

山田さん、私はどうしたらその方と円満に繋がりを薄くすることが出来るのでしょうか。大学時代にこのような経験をしたことがなかったことや、付き合った経験も少ないため、どのような対処をすればいいのか分かりません。
未熟な新卒に、どうかビシッと教えて下さい。

A.
なんかもう微笑ましいですね。
「よろめきチワワちゃん」ですね。
今回もこの相談を読んだ先輩姉さんから「あー。あんた今23歳?ふっ。そん時はモテるのよ。ただ若い女ってだけでチヤホヤされる次期だから。でもあんた気をつけなさいよ、いい気になってると、あっという間に相手にされなくなるからね。おせんべい食べる?」なんて言われて終わりの話ですね。

どうか「よろめきチヤホヤ時代」をお楽しみ下さい。

では、ペン入れに戻りますね。え?そんなんじゃダメ?このままだと、その男のアプローチに負けてワンチャン決められて、その事を彼に黙っていられなくなって、ついつい喋っちゃって、捨てられちゃうかもー、ですか?

うーん。それも人生なんですけどね。
それと、女として「甘いセリフ」の1つも言ってもらいたい。というのもわかるんですよね。
「君は素敵だ。特別な女だ」なんて言われたら、相手がどんなふざけた「ヤリチン野郎」でも嬉しいものは嬉しいですよね。

そういえば、最近このAMの「エロ度」が増々激しくなってきてる気がしますよね。
僕は面白いので大歓迎ですけどね。おそらく日本で最も「ヤリチン」という単語が出てくるサイトの1つでしょうね。あはは。

まあともかく貴方に言いよってきてるこの男は「クソ野郎」です。
(しかしこのパターン多いですねえ)純情男子も世の中にはいるんですけどね。

えー、では、この「甘い言葉のヤリチンクソ野郎」に、気分だけ良くしてもらって、人生を狂わせられないためのアドバイス入れときますね。