限られた時間をどう使うか
考えてみてください、この世界には愛すべきものが沢山あるのです。
人間だって70億人以上いて、
先人が残してくれた作品や同時代の人の作品も数え切れないほどあって、
そういった人の関係するものだけでなく、花鳥風月、愛でる価値のあるものは
沢山あります。
綺麗事と言われるかもしれませんが、
私は、生まれたからには出来るだけ沢山愛することに時間を使いたいです。
もしかしたらそれは両親が世間体を気にして
気持ちが離れているのに離婚をせずにいたのを見てきたからかもしれません。
私はずっとお互いの悪口や批判を聞かされて育ちました。
思い出すと子供として、それはあまり気分の良いものではなかったです。
両親が揃っていたからしてもらえたことも沢山あるので、
両親には感謝の気持ちでいっぱいです。
時代背景もありますし、変わった形だったけど、
子供達への愛ゆえのことだったのかもしれないことも気付いていました。
でもいつも他の可能性が無かったのかを考えていました。
同じ生きるなら、同情や世間体で付き合ったり、付き合われたりするのではなく
お互い愛し合っている相手と付き合いたい。
限られた一生の中で、自分がそれを追求する自由があるのと同じく、
相手にも同じものを追求する自由があるのです。
子供としてもできれば親のそういう背中を見たかったなと思っていました。
くされ縁だなんて言って付き合っている人もいるけど、
それは自分の時間も相手の時間も
大事にしていないように私は思ってしまいます。
そうして私は気持ちの離れたカップルに別れを勧めてしまいます。
私ってヒドいオンナなのかしら。ふふふ。
Text/肉乃小路ニクヨ
次回は<人生には模範解答がない・・・ということは転んでもすぐ起き上がれる!>です。
学生の間は模範解答が与えられて、とにかく「正解」にたどり着けばいいとされていました。しかし、大人になった私たちに模範解答はありません。多様性が重視される時代だからこそ、「正解」はいくらでもあるのです。嫌だなと思う他人の考えも「正解」の一つ。自分も好きな人も幸せにできる「正解」を探してみませんか。
- 1
- 2