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  • 2017.09.19

年を重ねても男を惑わす「魔性の女」が叩かれがちなのはなぜ?

前週語ったように、不倫騒動では女性がやたらと叩かれがちな最近の風潮。でも、バッシングに遭うような逢瀬を年を重ねてもし続けるタフで魅力的な女性はどうして生まれ、そしてまた叩かれてしまうのでしょうか?

肉乃小路ニクヨのニューレディー入門
by neus fuertes g.

 最近、斉藤由貴さんの不倫疑惑騒動があって、
各メディア、斉藤さんのことを「魔性の女」と呼んでいました。
私は小学生の頃からの斉藤由貴さんのファンでしたので、
またそんな風に呼ばれていて可哀想だなぁと思いましたが、
斉藤由貴さんに人を虜にさせる魅力があるのは確かです。
 
 不倫の是非はさておき、「魔性の女」とは何だろうと思って
Google先生に魔性の女と入れてみたら、
出てくること、出てくること。
主に女性向けのサイトや記事に魔性の女について詳しく特徴が
書かれていました。
要は男に依存していなくて、自立していて、作為的でなく
自分の心に忠実で、美人で、ミステリアスで人を虜にする女性のことらしいです。
似て非なるものとしては小悪魔で作為的に男に取り入って虜にする女性だからだそうです。

 男に依存していなくて、自立していて、作為的でなく
自分の心に忠実で、美人で、ミステリアスで人を虜にする女性
というのは悪いことでしょうか?
むしろ、私は文字通りの女性がいたら、
男女の枠を超えてこういう人間になりたいなという憧れすら感じます。
いや、むしろこれからの女性はみんな魔性の女を目指した方が
良いんじゃないかくらいに思います。

魔女から魔性の女への変遷

 「魔性の女」という言葉の源流になっているのは 魔女という言葉だと思います。
私なりの解釈をすると、魔女は呪術や薬学などを操り、
超自然科学的なことをできる人を指します。
まあこういう人が実際にいたかどうかは私にはわかりませんが、
自分自身に力や技能がある女性はみんなから恐れられたり、
迫害を受けたりしてきました。
悪魔と契約した人間だというレッテルを貼って、社会を混乱に陥れる存在として
魔女狩りなども行われていました。
昔から自立していて、力があり、ミステリアスな女性というのは
社会を不安にさせる存在として怖がられたのです。

 でもね、これって女性は男性に従って生きていくことが求められた時代だからこそのこと。
女性の権利や地位が向上した現代において、
自立していて、作為的でなく、自分の心に忠実で、
美人で、ミステリアスで人を虜にする魔性の女は
女性のあるべき姿であるように私には思えます。

誰が魔性の女を叩くのか?

 では何故魔性の女を叩く風潮が残っているのか?
それは旧態依然の男女の価値観が強く残っている高齢者、
経済的に配偶者に依存している専業主婦などは昔から叩いている張本人ですが、
そこに近年、新たな勢力が加わりました。
それはプライベートを明け透けにしてしまう女性達です。

 SNSなどでプライベートを明け透けに公開したり、
何でも周囲にぶっちゃける女性達にとって
ミステリアスな部分を残す女というのは脅威です。
ミステリアスというのはエロティシズムに通じるところがあります。
結婚したり、同棲して色々なところが明け透けになるとエロティシズムが
減少してセックスレスになるのはこのような論理によるものです。
明け透けを好む女性にとって、魔性の女は脅威でしょうね。
だから魔性の女を叩く新興勢力となっているのです。

 魔性の女に対しての姿勢は叩く側、憧れる側、
色々分かれると思うのですが、
よくよく考えると魔性の女にハマった男達も
十分楽しんで居るのに被害者ヅラ。
「魔性の女」という人がいるおかげで一番得をしているのは
浮気症な男達かもしれません。
ふふふ。

Text/肉乃小路ニクヨ

次回は<新たなステージに飛び出していく翼になるのは、歌の力かもしれない。>です。
親族の呪縛から逃れたり、嫌な職場から離れることをきめたり、はたまた恋人と別れる決断をする…そんなとき支えになってくれるのは、心にどこか引っかかることのあったあの曲たちかもしれません。歌をパワーに家族への報告をおこなったニクヨさん。果たしてどんな曲なんでしょう?

ライタープロフィール

肉乃小路ニクヨ
東京の片隅でひっそり生き続けるちょっぴりしょっぱくてサワーなニューレディー。オーバー40歳、崖っぷち女装
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