Clay Banks
40代オーバーのゲイの人の中で二大歌姫というのがいます。
松任谷由実(ユーミン)さんと中島みゆきさんです。
私も例に漏れず二人とも好きです。
みゆきさんは以前にも記事で書きましたが、青春をかけるくらい好きでしたし、ユーミンも中学時代は一生懸命遅くまで起きてオールナイトニッポンを聞いていましたし、アルバムも聴いていました。
一般的にはユーミンは華やかでお洒落、みゆきさんは暗くて愚直というイメージがあるようです。
ですが、私の考えは違います。
ユーミンは根が暗いから、華やかで煌びやかなオブラートで包んでメッセージを送り、みゆきさんは根が明るいから、眩し過ぎないように優しい闇を纏ってメッセージを送っているように思うのです。
その証拠にユーミンの歌を聴きこむと終わりや死ということが裏テーマにあって、だからこそ今の輝きを嚙みしめようという作品が多いです。
みゆきさんは根本のところで、死んでも姿形を変えてまた続いていくとか、どうなるかわからんが信じるみたいなところがあって、悲しく辛いことも周り回ってどうにかなるから、それをそのまま表現するという感じです。
だから私は二大歌姫をこう分析します。
ユーミン=光を纏った闇
みゆきさん=闇を纏った光