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  • 2017.02.28

ネガティブでポジティブな女が最強!光と闇を自由に操る女になろう

アラフォー世代の二台歌姫、松任谷由実さんと中島みゆきさんですが、ニューレディー・肉乃小路ニクヨさんはユーミン=光を纏った闇、みゆきさん=闇を纏った光と分析します。ポジティブとネガティブ、どちらかが大事というのではなく、そのバランスが大事と語るニクヨさんですが、その真意とは?

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by Clay Banks

 40代オーバーのゲイの人の中で二大歌姫というのがいます。
松任谷由実(ユーミン)さんと中島みゆきさんです。
私も例に漏れず二人とも好きです。
みゆきさんは以前にも記事で書きましたが、青春をかけるくらい好きでしたし、ユーミンも中学時代は一生懸命遅くまで起きてオールナイトニッポンを聞いていましたし、アルバムも聴いていました。

 一般的にはユーミンは華やかでお洒落、みゆきさんは暗くて愚直というイメージがあるようです。
ですが、私の考えは違います。

 ユーミンは根が暗いから、華やかで煌びやかなオブラートで包んでメッセージを送り、みゆきさんは根が明るいから、眩し過ぎないように優しい闇を纏ってメッセージを送っているように思うのです。
その証拠にユーミンの歌を聴きこむと終わりや死ということが裏テーマにあって、だからこそ今の輝きを嚙みしめようという作品が多いです。
みゆきさんは根本のところで、死んでも姿形を変えてまた続いていくとか、どうなるかわからんが信じるみたいなところがあって、悲しく辛いことも周り回ってどうにかなるから、それをそのまま表現するという感じです。

 だから私は二大歌姫をこう分析します。

ユーミン=光を纏った闇
みゆきさん=闇を纏った光

光も闇も等しく素晴らしい

 光と闇というのは一般的には光の方が良いと思われていますが、そうではありません。眩しい光だけの世界は文字通り目が眩みますし、目が疲れますし、かえって何も見えません。
闇は目に優しく、心を落ち着け、癒す力があります。
闇があるから光が輝き、光があるから闇のありがたみがわかるのです。
要はバランスで、ユーミンもみゆきさんもそのバランスが絶妙だから愛され続けているのだと思います。

 光と闇は私達の生き方にも関わってきます。
ポジティブ=光
ネガテイブ=闇
と考えてみましょう。

 私はポジティブシンキングというのが苦手です。
常に良いように考えるというのは、人間の生理を無視した考えです。
人間は誰しも心に闇や嫌な部分を抱えています。
それを前面に出せとは言いませんが、ポジティブシンキングはそれを無いものとして扱います。
そこが苦手なところです。
また、ポジティブシンキングの人は元気の押し売りをする傾向があるので、その点も正直ウザイし、薄っぺらい感じがして一緒にいて辛いです。
だからと言ってネガテイブシンキングが好きという訳でもありません。
ネガテイブな考え方だと人生が辛いし、何より面白くありません。
暗い考え方ばかりの人もウザイし、薄っぺらい人だなと思うのです。
要はバランスです。

実は根明なニューレディー

 意外かもしれないですが、私は実は根明でポジティブな人です。
いつも根本でどうにかなるさと構えていますし、ダメだったらもう一回すればいい、もう一回できなければ来世でなんとかなるさと思っているので、放っておくと、鬱陶しいポジティブちゃんになってしまいます。
だから、友達少ないアピール、根暗アピールをして、バランスを取っています。
ショウタイムの選曲も暗めなものが多いです。
無理に楽しくしなくても、悲しい時は悲しくて良いんじゃない?
という考えが根底にあるからこそ、暗いショウを平気でやるのです。
そこには、自分は暗いことをやっても受け入れられる人間だという傲慢なまでのポジティブさがあります。
やり過ぎるとサービス精神が足りなくてたまに失敗もします。
でも、それもまたありなのかなと思ってしまう根明さがあります。

 暗い人は逆に緻密に計算して、楽しませる工夫をします。
私の傲慢で尊大な態度とは真逆なので、プロフェッショナルとして凄いなと思います。
だから私はそういうところをちゃんと勉強しなきゃと思うのです。
お笑い芸人の方とか本当に緻密で、暗くて、素晴らしいなと思うのです。
そしてそれを見せないように楽しげな光の衣を纏って舞台に立つ。
それもかっこいいなぁと思います。そういう部分も取り入れたいなと思い、勉強する私がいます。

 光と闇、私にもあなたにも両方あると思うので、バランスを取りながら、味わい深い人間になっていきましょう。

Text/肉乃小路ニクヨ

次回は <一億総芸能人化した社会で恥ずかしさとおっかなさを意識すること>です。
SNSを使うことはイコール、ただ暮らすよりも目立つ可能性があがるということ。TwitterもFacebookも痛くならないように使うのは大変ですが、それ以上に大切なのは誰かから注目されて嫌われるかもしれないリスクについてきちんと意識することだったりします。

童貞の疑問を解決する本. 書籍版

ライタープロフィール

肉乃小路ニクヨ
東京の片隅でひっそり生き続けるちょっぴりしょっぱくてサワーなニューレディー。オーバー40歳、崖っぷち女装
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