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  • 2017.09.02

意外といます!新婦の女友達を口説くクズ新郎たち

結婚式は出会いの場…と言われたりもしますが、それはふつう新郎の友達が新婦の友達と恋に落ちることを想定したもの。しかしこの世には、自分の結婚式で新婦の友達に手を出す、不倫クソ新郎がいるんです……しかも、意外なほどに。

新婦の友達を口説くクズ新郎

新郎新婦が手をつないでいるサムネイル画像
by Leah Kelley

 今週の中頃だったでしょうか。ツイッターに、「女友達の婚約相手から送られてきた口説きLINE」を晒したツイートが流れてきました。
その子は、女友達に結婚式二次会の幹事を任されるほど親しい関係だったらしいのですが、新郎は「友達の結婚に波風立てたくない優しい子なら、オトナな対応してくれてもいいんじゃない?(笑)」とふてぶてしくもごり押し。結果、ツイート主はそのLINEのスクショを女友達とその両親に見せるという「オトナな対応」をとり、結婚は破談になったとのこと。酷い話だと思うんですが、独身のお嬢さんたち、そういうクズ男、意外といるのでご注意です。マジで。

 あれは、同じ大学に通っていた女友達の、結婚式に出席した数日後のことでした。突然、新郎からミクシィに友達申請とダイレクトメッセージが届いたのです。ミクシィっていうのが時代を感じさせますが、いわく「俺、アダルトとか出版関係の知り合いが多くて、実は共通の知り合いがたくさんいるんだ」とのこと。さらには「ちょっとお願いしたい仕事があるから、メールに連絡くれない?」とも。

 そうか、式では伏せられていただけれども、旦那様はわたしと同業か、それに近い業種なのか。それを知った途端に沸いたのは親近感です。実際に知り合いのAV監督の名前が書かれていたこともあって、すっかり信頼して、連絡をしたのが始まりでした。

 まず、最初の段階で「会って仕事の話がしたい。いろいろあるから」ということで、さっそく翌日に打合せをすることになりました。ところが、夜中になって「ごめん、君と会うことが妻にバレて、嫉妬してるから無理になった」とキャンセルの連絡が。

「仕事だというのに、なぜ妻は嫉妬をするのか、まぁ新婚ホヤホヤだし仕方ないかな。でも、わたし、よっぽど信用されてない? むしろ、ちょっと気まずいなー。わたしから女友達に『旦那様が仕事の話があるっていうから会うよ!』と一報入れておけばよかった……」などとモヤモヤしながら、「じゃあ、メールで仕事の詳細ください」と送ったところ、結局、女友達の旦那様から返ってきたのは「ビデオで放尿できる子を探してるんだけど、どう?」というメールでした。

自分の結婚式を出会いの場にしようとする男

 確かにわたしは、以前は若い頃にはキャットファイトの試合に出たり、SMショーのモデルをやって脱いでもいました。けれど、その時にはもう滅多に脱ぐことはなく、書き物をメインとしていたので「いまは、そういう仕事は受けていません」と断ったところ、今度は「了解です。じゃあ、今度、ドライブでも行きたいね。友達も誘ってもらって。漫画家のドルショック竹下ちゃんとか」。「了解です。じゃあ、今度、ドライブでも行きたいね。友達も誘ってもらって。漫画家のドルショック竹下ちゃんとか」。っておい、ドライブってなによ! あとなんで、ドルショック竹下がそこで出てくる!

 わたしと漫画家兼桃色冒険家のドルショック竹下さんは、かれこれ10年以上親しくさせていただいていて、今年の頭には、お互い第1子を、1週間違いで同じ産院で産んだくらいの仲良しですが(マジで)、その友人夫とドルショックさんとは、もちろん面識はありません。ようするに、友達夫は、わたしにエロ仲間を誘わせて、グループデート的なドライブをしようと提案しているのです。先週、結婚式をしたばかりだっていうのに、頭おかしいんじゃねーか。

 女友達にチクりたい……チクるべきか。けれども、それでよその家庭が壊れることになった時の自分の責任の重さを考えると、なかなか思いきれません。最初に、妻に一報だけでも入れておけば、抑止力になったかもしれない。少なくとも、友人夫とやりとりをしたことを秘密にしなくて済んだのに。後悔しても後の祭り。結局のところ、スルーでやり過ごしてしまった自分が、ちょっと情けない。

 その友人夫、数年後にFacebookを始めた時に、わたしにしれっと友人申請を送ってきましたが、拒否しました。一方で、女友達のほうとはSNSで繋がり続けていますが、たまにあがってくる家族での記念日やレジャーの様子を見る限り、結婚生活は続いているようで、複雑な気分です。なにはともあれ、自分の結婚式を、あわよくば出会いの場にしようという男性って結構実在するっていうことです……って思ったところで、実はわたしと夫とが親しくなったのも、元カレとの結婚パーティーの引き出物のデザインを、知り合いくらいの関係性だった現夫に頼んだのがキッカケだったんでした(苦笑)。お粗末様です。

Text/大泉りか

次回は<変わっていく“出会いの場”……時給1000円のツーショットダイヤルの思い出>です。
マッチングアプリや街コン、現代らしい出会いの場はたくさんありますが、時代がいくら変わろうとも男女が「出会おう」としているという点は変わらないもの。往年の出会いの場「ツーショットダイヤル」のサクラを経験したという大泉さん、そこで感じた男性の心理とは?

ライタープロフィール

大泉りか
キャバ嬢、SMショーのM女、ボディペインティングのモデルなどの経歴を経て、現在は官能小説家、ライトノベル作家。
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