「結婚≠搾取」である!?

というのも、年に二度も三度も、ときには一週間以上の長期で女友達と海外旅行に行き、毎晩のように飲み歩いて朝帰りも珍しくない。
もちろん男性とサシで飲むことだってあります。そういや先週は元彼と飲み会で会って杯を交わしました。
掃除と洗濯は嫌いなので気が向いた時にごくたま~にする程度。
こんな家のことをしない女を許してくれてるだなんて夫に感謝☆
というわけで、この投稿を見た瞬間「あっ!」と思ったのは、「自由にお金を使い、異性とも遊ぶ、気楽な結婚生活もあるのでは……というか、ここにあるよ」ということです。

なんていうと「老後の蓄えはどうするんだ」「子供が出来たらそうはいかない」って話になるけど、結婚してもしなくても、老後は平等に来る。
だから、どっちにしても貯めるなり備えるなりしなくてはならないわけです。
また、子供を作ること=扶養家族が増えるわけだから、出費が増えるのは当然のことですが、子供と違って、妻は働ける。
共稼ぎを選べばむしろ、家賃光熱費食費もろもろの必要経費を割れることを考えると、ひとりよりもむしろ経済面から考えて合理的。
ようは「子供は苦手だし、いらない」って女性を探せばいいだけです。

まぁ、そんなことは男性に向けたコラムに書けよって話ですが、「結婚したいのに出来ない!」っていう女性が増えている今、わたしのような、チャランポランな既婚女が出来ることといえば独身男性に「いや、結婚ってそんなに搾取されるものではないですから!」っていうことを態度で見せること。
そして、コラムを読んでくださっている婚活女性の中でも「結婚に求めるのは、ただ寄り添うことだけ」って思っている方がいれば、「わたしは搾取しませんよ!」という看板を掲げるのも、ひとつの手なのではないかと思った次第であります。

…次回は《「春の熱」は女性から別れを切り出すきっかけになる》をお届けします。

Text/大泉りか
記事初出:2016.03.13