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メールのやり取りにある異性の“会いたい”サインを見逃すな!(7)

 こちらのコラムはmixiグループ運営、日本最大級の婚活サイトyoubrideの提供です。

 市場を制するものは、恋愛を制す?
消費者トレンドをつかむマーケティング専門家のヨツモト先生が、ニシイ助手とともに恋愛市場の“いま”を読み解きます!
前回の「男女の結婚観の違いを知ることが婚活成功への近道」も合わせてどうぞ。

会うまでに時間をかけた方がうまくいく!?

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ヨツモト先生:「筒井筒 井筒にかけし まろが丈 過ぎにけらしな 妹見ざる間に」……。

ニシイ助手:あら、ガラにもなく短歌なんて詠んじゃってどうしたんですか? 間違って変なキノコでも食べました?

ヨツモト先生:違うよ! 人のことをなんだと思ってるんだい?
これは『伊勢物語』に出てくる、在原業平が詠んだ歌だよ。
小さい頃、“背丈が井戸の高さを越えたら結婚しよう”と誓っていた幼なじみの女性に、「あなたと長く会わないうちに、僕の背丈は井戸を越しましたよ」とアプローチをかけている歌なんだ。

ニシイ助手:へえ~、ロマンチックだけど、なんだか回りくどい告白ですね(笑)。女性はなんと返したんですか?

ヨツモト先生:「くらべ越し 振り分け髪も 肩を過ぎ 君ならずして 誰があげなむ」。
これは「あなたと長さ比べをしていた髪の長さも、今や肩を過ぎました。あなた以外の誰がこの髪を結いあげてくれるのですか?」という意味だよ。

ニシイ助手:髪上げって、たしか結婚適齢期に入った女子の成人式のこと。つまり、これは結婚OKの返事ということですね?

ヨツモト先生:うん、こちらも負けず劣らず気の利いた返し方だね(笑)。

ニシイ助手:でも、平安時代の貴族たちは、こうした短歌のテクニックが恋のゆくえを左右したんですよね。

ヨツモト先生:その通り。この時代の主な出会いは、お互いの顔を知らないまま、まずは短歌のやりとりを交わすのが一般的。
そこで相手の教養や感性を確かめ、お互いの気持ちが高まったところで、初めて実際に会える決まりだったんだ。

ニシイ助手:あら? それって“短歌”を“メール”に代えれば、婚活サイトでの出会いと似ていませんか?

ヨツモト先生:いいところに気が付いたね!
歌の中に掛詞(かけことば)や喩えを使って、気持ちを読み込むのが短歌のテクニック。
これって、メールにひと手間かけることで相手に“共感・共有”と“特別感”を込めるという前回のポイントとそっくりだよね。

ニシイ助手:それに、相手の返歌からOKサインを読み取って初デートに持ち込むのも、メールと同じ。
日本人って、昔からこうやって遠回しに気持ちを読み取り合う文化が大好きなんですね。

ヨツモト先生:でも、男性にとっては「そろそろ会ってみませんか?」といつ申し出ていいのかわからないから、厄介なんだよな。

ニシイ助手:そこで今回は、初デートまでのタイミングときっかけ作りについて考えていきませんか?
実は、youbride会員の方を対象に、初デートに関するアンケートをとってみたんです!

ヨツモト先生:ふむ、「お相手と実際に会って初デートするまでに、何往復くらいメールをやりとりしたいですか?」という質問をしたところ、男性は「9回以上」がもっとも多くて50.8%。
一方で、5回以下でもいいと思っている人が3割近くいたのか。

ニシイ助手:はい。それに対して女性は「9回以上」が76.3%と圧倒的。5回以下はわずか1割程度しかいませんでした。

ヨツモト先生:男女ともに、会う前のメールのやりとりには十分時間をかけたいけど、女性のほうがその傾向はより顕著みたいだね。

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